♪リラックス、オープン、エンジョイ♪

痙攣発作を繰り返して、弱りきった猫のかぼちゃを

獣医に連れて行く。


途中出会ったマンションの管理人さんや、

タクシーの運転手さんが、「大丈夫ですよ。」的なことを言ってくれ、

優しい気持ちに少し救われる。


病院で、先生の前でも、痙攣発作。

暗い気持ちでいっぱいになる。


原因は、3つほど考えられるとのこと。


1.トリコモナスという原生虫がおなかにいて、その駆除薬(フラジール)を

 飲ませていたんだけれど、その薬がもしかしたら少し多すぎて、

 中毒を起こした。


2.誤飲によるもの。

 (猫用おもちゃのひもを数日前、飲み込んでしまっていたので。

  痙攣時に、吐き出して、おなかにずっと消化しきれず、そのひもが

  あったことが判明。

  モールのような装飾のついたひもだったので、もしかしたら、

  それが原因かも、とのこと)


3.てんかん
 (病気や怪我などで、脳に障害が起こり、それが原因で

 発作が起きているのかもしれない)


1.2の場合は、時間の経過とともに毒素が身体から抜けるので、

自然に治るだろうが、てんかんであったなら、

これからも度々痙攣発作が出るであろう。


だけど、脳の中のことなので、調べるには、

MRI検査が必要で、かつMRIにかけても、結局異常が

見つからないということも多い。

MRIは大学病院などの施設にしかなく、また動物の場合は

全身麻酔が必要となるため、もう少し様子を見てからにした方が

いいと思うとのこと。


血液検査をしてもらうが、

その結果は全く異常なく、健康体。


連れて帰るつもりでいたけれど、

今日は心配なのでうちで見ますとの先生の言葉に甘えて、

入院させてもらう。


少しだけほっとする。

命に対する責任が、一時、自分の手から放れたことに。


開放感を確かに覚えている自分に、複雑な気持ちになる。


命に対する責任の重さに、まだ追いついていけない、

このときの私は。







♪リラックス、オープン、エンジョイ♪
かぼちゃの痙攣は、突然起きた。


日曜日の午後12時。


私は留守だった。yobiがうちにいた。

健康診断をした獣医に連れていった。


とりあえず痙攣をおさえる注射をしてもらった。

はっきりとした原因はわからない。


それは、そうだ。

かぼちゃがうちに来てから、まだ一週間。

その前、どんな暮らしをしてたか、まるでわからない。


生粋の野良だったのか、飼い猫だったのが捨てられたのか。

もしくは、はぐれ猫なのか。


ただ、おなかの中には、虫がいて、

身体にはのみがいたから、

きっと外にいた期間は、ある程度長いんじゃないだろうか。


担当獣医さんは、とても落ち着いた人だったそう。

(後から私も会ったが、yobiのいうとおりだった)

「この人にまかせれば、大丈夫だと思った」とyobi。


痙攣の時にもらしてしまって、おしっこまみれになったかぼちゃに

「ハンサムさんが台無しだねぇ」といって、

優しくカオを拭いてくれた、と聞き、泣いてしまった。



看護婦さんも明るくかわいらしい人で、

「まあ、かぼちゃちゃんって、とってもいい名前ねえ。」

と、ほめてくれたと聞き、なんだか、また、泣けた。


私が夕方帰宅してからも、かぼちゃは依然調子が悪く、

何度も痙攣を繰り返していたから、

獣医でのそんな平和でフツーの会話が、遠い夢物語のような気がした。


そう、日曜日は何度も痙攣を繰り返した。


四肢を硬直させ、瞳孔を開き、バタバタと激しく身体をバウンドする様子は、

本当に恐ろしくて、心臓を冷たい手でつかまれるようだった。


こんなにひどい状態から、

今までのように、ご飯を食べたり、眠ったり、毛づくろいしたりできるように

なるわけがない、と、思った。


痙攣の後は、何も見てないかのようなうつろな目で、

部屋中を徘徊した。

壁にあたって初めて壁に気づき、方向を変える。

外に出たいのか、ベランダの窓の前でぼんやりと暗闇をみていた。


「猫は隠れて死ぬ。弱っているところを見せない」というハナシが

頭をかすめる。


まるで、私たちから隠れようとしているように見えて、怖くなる。

まるで、死に場所を探しているようで、怖くなる。


外の世界から連れてきてしまったことが、正しかったのか、わからなくなる。


かぼちゃ、ごめんね。

そう思いながら、

頭を家具にぶつけたりしないように痙攣するかぼちゃの身体を抱きながら、

月曜日の朝になった。


私は運よく仕事が休みだった。


朝一で、再び獣医に向かう。







♪リラックス、オープン、エンジョイ♪
久しぶりの更新です。


10月31日に、わが家にやってきた鯖トラぶち模様の猫。

ハロウィンの日にやってきたから、名前は「かぼちゃ」


車がびゅんびゅん走る道路の脇を、とぼとぼ歩いてた。

そんなところに、エサなんてないのに、とぼとぼ歩いてた。


きっとずっと腹ペコだったんだろう。

美味しいものをくれる、と、yobiに期待をしたのだろうか、

おとなしくyobiに抱かれて、家までやってきた。

野良なのに、全然警戒せずに、ずんずん部屋にはいってきて、

猫カンをむしゃむしゃ食べた。


身体からは、排気ガスの匂いがした。

毛はぼさぼさで、黒ずんでいた。

yobiとこわごわお風呂で洗ったら、少しだけきれいになった。

だけど、身体からは、やっぱり街の匂いがしてた。


それからの一週間。

もりもり食べる日々。

猫じゃらしで遊んでみると、恐ろしいいきおいで

噛みまくった。

食べ物だと思ったらしい。

きっと、今まで、おもちゃで遊んだことなんてなかったんだろう。


興奮して、興奮して、手に噛み付かれた。

皮膚が破け、血が溢れた。

帰宅したyobiも、やられた。噛み付かれた。

「昔、野生のももんがに噛まれたことがあるけど、

それと同じぐらい痛かった」と、yobi。

yobiは数週間たった今もまだ、噛まれた手が痺れてる。


トイレもなかなか安定せず、

リビングで何度も粗相した。


食べ物に対する熱意が尋常ではなく、

人間の食べ物を狙ってくるので、

料理をつくるのもままならなかった。


そんな、最初の一週間。


ひともねこも、一緒に生活するために、

歩み寄ろうと練習を重ねるような日々。


私が仕事で、yobiとかぼちゃが留守番してた

日曜日の午後、突然、かぼちゃが、痙攣発作を起こした。



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yobiが、猫を保護しました。
車道をよろよろと歩いてたとのこと。

今日、近所の獣医に連れていき、
一通り検査してもらいました。

ノミとお腹の中の虫はいたけれど
概ね健康でした。
良かった。

後はトイレを覚えてくれたら……。
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今日はこんなカッコでした。
中にはしっかりユニクロのヒートテックを着込んでます~。

東京はスッキリとしないお天気。
明日は晴れるといいな。
TDLにインパ予定なので~。