先週、高校3年生のときのクラス会があった。
私は万年幹事の一人。幹事は男性4名と女性2名。
クラス会は2年に1回開催することになっていて、幹事が持ち回りだと、いつか途絶えてしまうということで、いつのまにか万年幹事となっている。
前回は担任のH先生が欠席で、幹事の一人が先生のお宅に行って、先生からのメッセージを録画してきて、会場で流した。
今回は出席してほしいと幹事のSちゃんが連絡したところ、先生ご本人は出席したいとのことだった。
けれど、出欠の葉書が届かず、Sちゃんが再度連絡すると、奥様が出て、次のような内容を話したそうだ。
今年85歳の先生は、以前、出先で倒れて病院に運ばれたことがあり、家族としては心配なので欠席でお願いしたいと。
先生は、息子さんが40代のときに自分の腎臓を1つ移植していることを前々回のクラス会で話されたいたこともあるので、私たちは納得した……と思っていた。
けれど、その打ち合わせに都合で欠席したHちゃんが、先生のお宅にうかがって、少しの時間でも出席してほしいとお願いに行きたいという。Hちゃんの気持ちを聞いて、皆、その思いを理解した。
翌週、HちゃんはSちゃんと一緒にお宅におじゃまして、先生と奥様に心の丈を打ち明け、結果、その願いが通じて、1時間だけ奥様と一緒に出席してくれることになった。
送迎については、行きはHちゃん、帰りはSちゃんということになった。
クラスのLINEグループに先生の出席を伝えると、みんな大喜び。なぜなら担任のH先生は、みんなからすごく人気があったからだ。
今になって思うと、17、18歳の多感な高校生の気持ちをぐっとつかむH先生には人としての魅力にあふれていたんだと思う。
当時アラフォー、担当教科は数学、バドミントン部の顧問だった。
私が覚えているのは、「若さでガンバロー」という口癖。
そうそう、だから男子は学年の球技大会(ラグビー)で逆転優勝したっけ。
私たちといい距離感を保って、信頼関係を築いてくれていた。
……あれ、
クラス会にたどりつく前にこの長さ。
クラス会での様子を書くとなると、この倍の長さになるじゃないの
ということで、今日はここまでとして、近日中に続きを書きます。
中途半端で失礼します~。