人生初のクルーズ旅行に行くことが決まったことは、前回のブログに書きました。
クルージングといえば船上での楽しみがたくさんある。
加えて、寄港地での自由時間にも楽しみがたくさんある。
今回の寄港地は、那覇、石垣、宮古、台湾だ。
どこもステキ
そんな旅の楽しい時間の過ごし方が変わったことについて、今日は書こうと思います。
四十代くらいまで、私の旅の過ごし方は
きっちり予習、時間効率重視型
事前に目的地の名所・旧跡、できること、名品・名産、おいしいお店、有名なお店などの情報収集
調べたことを単語カードのようなものに書き出す
そのカードを場所ごとにまとめる
まとめた場所ごとにカードの内容のプライオリティを決める
交通機関を調べ、そのプライオリティをながめながら、最終的に1日の行程を決める
予約が必要な場合は予約をして、それによって行程を調整
決まったスケジュールをエクセルでまとめて整理
ということで、もれなく旅を満喫しつつ、スケジュール通り進んだことに満足していた。
(アクシテンドがあってその通りにならないときは、ストレスになるという負荷もあるけれど)
それが、数年前からか、こういう旅がしんどくなってきた。
情報過多でその中から何を選択するのかが手間になってきたということが大きいかもしれない。
…年を重ねたからかもしれないけれど、それは認めなくない私
ということで、今回は沖縄、台湾については、最低限しか調べていない。
つまり、今は
ぶっつけ本番、直感頼り型
とでもいうのだろうか。
名所・旧跡や交通機関といった最低限の情報収集をする
旅先で観光案内所や地元の人の行きそうな場所に行って、現地で情報収集
「ここは面白そう!」と思ったところに行く
そこに過ごす時間については、大枠でしか決めない
となる。
若い頃に比べて、圧倒的に感性も鈍っているし、好奇心も減っている。
子どもの頃は、1日にいろんな楽しみが詰まっていた。例えば、空を見上げて雲の形がクジラに似ていたら、それはウキウキするとような発見だった。
ところが、今は1週間なんて、あっという間。つまり、日常にワクワクするような発見を見つける心のみずみずしさが著しく減っているということだ。
こんな自分がみっちり予習をしていったら、旅の確認になってしまって、新鮮な感動が味わえるのだろうか。
直感を信じて、出かけた先には、予想もしない感動があるかもしれない。感動があれば、そこに出かけるという友人に、情報を伝えることもできる。
もし、ちょこっとしたハプニングがあっても、そこは若い頃と違って、多少の経験値はある。対処の仕方も若い頃よりはこなれてきているはず。もちろん、危機管理能力もないわけではないから、危険な場所に行く可能性は低い。
と、こんなわけで、沖縄、台湾でどんな体験がまっているか今から楽しみな私。今回の旅の友・親友のEは、沖縄・台湾は初めての場所ということで、珍道中となるかもしれないけれど、それもまた楽しみ。
そして、このクルーズ旅行のあとに、もしかしたら、旅の楽しみ方がまた変わるかもしれない。
それも実は楽しみ。