扶桑町で進行しているN邸ですが、
予算の都合で一部分をセルフビルドにする方法を取りました。
今回はパーツ作りなのでどちらかと言うとセルフビルドと言うよりはDIYです。
(今回はということで、もう少しお施主様には頑張ってもらいます。)
今回挑戦してもらったのは、家具として取り込む2つのアイテム作り。
壁に埋め込む細かい棚とワインラック。
親しくしてもらっている材木屋さんに材料を用意してもらいながら、
場所と道具と助っ人までお借りしてDIY開始です。
切出し、位置だしなど難しいところは私と助っ人と現場監督が担当。
先ずはワインラックの製作に取り掛かり、
材木に穴を空ける位置を出して、やり方を説明してからお施主様へ。
穴あけは簡単そうに見えて垂直に立てるとか道具の扱い方にもコツが要ります。
穴あけ作業をしている最中にもう一つのアイテム棚板の製作に取りかかります。
合板を必要寸法に切り出していきます。
材木屋さんなので便利な道具があって助かります。
軽快なステップで切り出してくれました。
ついでに寸法を伝えてカットまで。
トメ切り(45度に切ってつなげる方法)にしてとお願いしたら、
失敗すると文句言われるからと嫌がられたのでバトンタッチ。
渋々自分でやる羽目になりましたが便利な道具があるので意外とできるものです。
パーツの切だしが終わったころ、
穴あけ作業も完了です。(写真は途中の状況)
切り出したパーツをつなげていきます。
人手を総動員して一気に仕上げていきます。
合板の厚みを選ぶときに、
薄い材料は釘を打つことが難しいというリスクを伝えていたので
はじめからわかっていた事だったのですが、
何度も端材で練習してもうまく釘を打てず。。。
そこでホームセンターで何か無いか探したところ、
掟破りですが画鋲で止める方法を採用しました。
しっかり止まっているか心配でしたが何とか大丈夫でした。
できてみたらなんとか理想のカタチになっていました。
粗いところがいくつかありますが、
現場に運んでみるとなんとかハマりました。
自身で作ったものが一部にあると、
住み始めてからもより愛着が湧くのではないかなと思います。