元海自幹部のオオカミ少佐が解説する自衛隊の秘密の区分。
そもそも自衛隊の秘密って「これ秘密だよ」って言われたり「部外秘」とスタンプされたり、外の人には見せたらダメと書かれた教範とか書類以外は「これ秘密なの?秘密じゃないの?」と判らないことも多い。
そもそも戦車に関しても秘密だよってされていることが一般書に書かれていたり、教範からと思われる記事が出回っていたり売られていたり、酷いのになると動画で丸々「秘密の部分」が写っていたり・・・これ隠し撮りじゃなく絶対広報が許可しないと撮影できないよなって映像だったりする。
公然の秘密になっているから撮影してもいいかと聞けば「絶対ダメ」と言われる。
動画で観られるのに?でも秘密に指定されている変な話である。
だから「何が秘密なのか判らない」のである。
自衛官の六大義務に「秘密を守る義務」というのがある。
なので自衛隊の生活とかそういう話じゃなく、やたらと装備だったり訓練だったり知りたいのはやまやまだけれどやたらと質問してくる人は要注意だ。
「なんだそんなことも知らないのか」と挑発してくる者もいるが「知らない」ととぼけるくらいなのは当たり前でわざと嘘を言うことだってあるのは防衛秘密だからね。
なのでそういう質問をしてくる人は相手にしないのが常識なのです。
だって教えられないし教えたら自慢気にいろんなところに話したり書いたりするからね。
だから日本に核ミサイルがあるなんて話はしてはいけないのです。
外国人に「日本には核兵器あるでしょう」なんてそんな話をされたら「日本に核ミサイルが山ほどあって超ハイテクだから日本を攻撃したらその国はもう終わりだよ」と言うくらいは防衛上・・・・・。
外国人って日本に諜報機関が無いとか核兵器が無いという方が信じないし「あって当たり前」で「無い」というのが秘密だからとしか思わないんだよね。
だから核ミサイルあるよって言う方が「やっぱり当然だよね」って話なんだよ。
秘密ってさ、「核兵器が無い」「諜報機関が無い」って言う方がかえって「秘密なんだな」って思わせるから「日本の諜報機関は世界で確認されないくらい凄いらしい」とか評価されたりする。
当たり前だよね「忍者」の国だもんくらいの話でいいのである。