札幌は朝から曇り空で薄暗く。雨が降る予報であった。
今日はガルパンの劇場版最終章の第2話の公開日で朝早くから公開している。
でも混むんだろうな・・・・。
時間をずらして2回目の上映時間2時間前に劇場へ行った。
地下鉄に乗るがものすごい混んでいる。
お祭だからね。
劇場も・・・「青春ブタ野郎」も公開していて物凄い混んでいる。
チケットの販売で席も前の方しか残っていない。
グッズは長蛇の列で並ぶが・・・・・30分以上かかってようやくグッズ売り場へ、なんかもう既に売り切れになっているものも多くてね。
1番くじ買ったけど1回900円は痛い・・・。
当たったのは毎度「知波単学園」関連のグッズだった・・・これ何に使うんだろう・・・。
さて映画だが・・・・。
迫力ある戦車道の戦車戦のシーンは良かったね。
音がいいね。
フランス戦車・・・・パンフレットはレ・ミゼラブルぽいね。
現実の対機甲戦闘と戦車道とは違うから、ああいう戦闘になるのだけれど・・・・。
ああいうと言っても映画見てないと判らないよね?
まぁなんというか迫力ある戦闘シーンだよ。
作戦も笑える。
知波単学園との戦車道戦は・・・いつものことなのだが「突撃」なんて戦車ではないし・・・・世界観は認めるけれど元戦車乗りとしては違和感となんか・・・・違う・・・違うぞ!って拒否反応が出てしまうのであった・・・。
戦車に「回れ右」なんて号令は無い。
「半割り右!」「はんわ右」「操縦手右ーーっ!よし!その方向」だよね・・・やっぱり・・・。
まぁそれはしかたがないけれど、戦車は突撃じゃなく「機動打撃」というのだけれど「機動打撃」って号令はない。
ただ・・・・多分戦車乗りじゃないと解らない笑える号令があった。
知波単学園の福田・・・これ司馬遼太郎だよね・・・知波単学園の生徒の名前旧軍の有名な戦車将校の名字なんだよね。
その福田が「突撃」ばかりする知波単学園の伝統にいろんな突撃で戦術を変えたのだけれど、その中に「その場突撃」というのがあった。
これその場で攻撃することなんだけれど・・・・。
自衛隊が戦車で機動打撃する時って「躍進よーい」って号令がかかる。
躍進よーいってかかると操縦手はバックにギアを入れ後退してから勢いをつけて攻撃前進するのだが・・・・。
「その場躍進よーい!」って号令もあるのだ。
文字通りその場から躍進する号令なのだが・・・「その場突撃」とはちょっと違うけどね。
なんだかんだで面白かったよ。
是非劇場で見て欲しい。
特典のミニ色紙も貰えるしチケットも1200円と安いしね。
映画を観て地元の地下鉄駅に戻って来たら私の名前を大きな声で呼ぶ声が・・・振り返ると私が戦車に乗っていた頃の戦車長の一人だった。
元気そうで・・・なんだか若返ったようだ。
60歳を過ぎて農業を始めたのだそうだ。
「国富在農」大事なことだね。
戦車の映画を観てきてかつて一緒に戦車に乗って居た方に声をかけてもらったこの偶然、戦車三昧の一日でした。