演劇体験教室 最終回「剣舞」 | 社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

1980年設立。おかげさまで2020年4月に創立40周年となります。
江副悟史代表のもと、ろう者18名、聴者1名で活動しています。
手話狂言、視覚演劇、ムーブメントシアター、手話教室、視覚ワークショップ等...
東京都品川区のトット文化館を拠点に活動を展開しています


6/25で最終回となりました演劇体験教室は
「剣舞」で渚香織が担当しました。


8名の参加をいただきました。


まずは皆さん一本ずつ木刀を持ちましたが、
初めて持つその手はおぼつかなく、
どうしたらいいんだろうといった塩梅でした。




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渚が丁寧に説明してその不安を和らげていきます。
木刀の丸みを帯びている外側が「刃」といって、
脇に持つ時は刃が上です。


剣舞には動作を学ぶだけではなく、
内にある気を出していくことも肝要です。


木刀を持って自然体から順に

抜刀・上段・下段・右八相・左八相・面払い・右突き・
左突き・柳・面打ち・猫っ飛び・血振り・納刀と

一連の流れの動きを一つずつ教わりました。


例えば血振りと納刀は
名前の通り、相手を切った後の血を落とすように
木刀をピッと払って刀を納めます。


ちょうどテレビの時代劇の最後の場面でやるような感じです。


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その次に、人に見立てたイスを三箇所置いて
続けて切っていくというのをやりました。

気を発散して一振りする姿に凛々しく映えました。



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2時間木刀を持って振ったり突いたりで
後日筋肉痛になっていたのでは(^_^;)


演劇体験教室はこれで終了しました。

各回ごとに基本やさわりを体験して
いろいろと発見が得られたかと思います。

参加して2時間後の皆さんの表情が
違ってくるのが毎回の楽しみでした。


参加いただいた方々ありがとうございました。


演劇体験教室はまた企画しますので
興味ありましたらぜひ参加をよろしくお願いします。