狩野川能 に特別に出演させていただきました | 社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

1980年設立。おかげさまで2020年4月に創立40周年となります。
江副悟史代表のもと、ろう者18名、聴者1名で活動しています。
手話狂言、視覚演劇、ムーブメントシアター、手話教室、視覚ワークショップ等...
東京都品川区のトット文化館を拠点に活動を展開しています

はやいもので12月もあと10日あまり。

いろいろあった今年も終に終わろうとしています。


そんななか、今年最後の公演が終わりました。

12月3日(土)

静岡県伊豆の国市観光協会さまが主催された

「狩野川能」公演で230人程のお客様の前で

「手話狂言・梟山伏」を披露いたしました。

出演は井崎哲也、小泉文子、五十嵐由美子。

手話狂言のベテランです!

社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

他の演目は聞こえる方々ばかり・・

そんな中に三宅右近師がおよびくださったのです。

ありがたい事ですね。


ちなみに・・・

出演者が帰りの駅のホームに立っていた時、

何人かのお客様が「面白かった」と直接、おほめの言葉をかけてくださったそうです!

手話学習者ではない、一般の方々が喜んで下さったことが

とても嬉しかった、と井崎哲也。

声をかけて下さったお客様、ありがとうございます!


1000円という廉価で気軽に狂言を楽しむ機会を作るのはとても素晴らしい試みです。

また「仁王」という演目では、地元の方々がお稽古を積んで出演という企画がありました。

このようにして、見るだけでなく出演という体験ができるのは

狂言という古典芸能に触れる良いきっかけですね!


来年1月から、伊豆の国の各地の旅館にて

狂言体験ができるワークショップという企画がありますので

興味あればお問い合わせくださいませ。

三宅右近師の子息である「三宅右矩」、「三宅近成」両氏が指導します。


詳しくはこちらをどうぞ。