T&J 関西音楽イベント企画 -2ページ目

T&J 関西音楽イベント企画

関西で音楽イベントの企画・イベントの告知、ミュージシャンのサポート活動をしています

事務所の上西です

 

さて今回は

アマチュアミュージシャンが成功する方法の5回目ですが

ここで初心に返って、ミュージシャンの名前について一緒に考えてみたいと思います。

 

僕はコンサルタントですから

お店の名前を付けて欲しいという依頼がよくありますが

既に決まっている名前を見せてもらって

それでOKという確率はほぼゼロ%です。

 

これは僕が特殊だという訳ではなく

マーケティング目線で考えた時に

お店や商品、サービスの名前というのは

基本的にターゲットが理解できる名前にするのがセオリーだからです。

 

ビジネスの世界では

名前を買えただけでヒットすることがよくあるので

名前を付けるコンサルティングというのはとても高額になるものです。

 

アマチュアミュージシャンだからといって

お客様の事を何も考えずに名前を付けてしまったら

売れる、売れないの前に

人々に記憶させないばかりが、認知してもらう事も出来ない事になります。

 

多くの人に知られたくないというアマチュアミュージシャンなら

自分が気に入ったこだわりのある名前で活動すればいいですが

 

一人でも多くの人に聞いて欲しいと思うなら

ビジネスの世界ではどれほど名前を大切にしているのかを知って欲しいと思います。

 

 

 

 

ドン・キホーテは泥棒市場だった

 

皆さんもよく知っているあの「ドン・キホーテ」ですが

創業当初は、泥棒市場という名前でした。

 

「ドン・キホーテ」という名前の由来は

スペインの文豪「セルバンテス」の名作「ドン・キホーテ」にちなんで名付けたもので
行動的理想主義者であり、既成の常識や権威に屈しないドン・キホーテのように、

新しい流通業態を創造したいという願いを込めたと言われています。

 

創業当初の1978年に「泥棒市場」という名前の雑貨店を開業し

1980年には、「ドン・キホーテ」1号店をオープンしました。

 

ここで名前に注目したいのですが

「泥棒市場」って聞くと、あなたはどう感じますか?

 

これはマーケティングでよく例に出される戦略ですが

「泥棒市場」というネーミングは

泥棒という言葉も、市場と言う言葉も、誰もが知っている言葉ですが

こういう誰もが知っている言葉を組み合わせて

インパクトがある名前をいくつも考えた中から決められたはずですから

確実に人々の記憶に残る名前になっています。

 

もし最初から、こだわりのある現在の名前「ドン・キホーテ」

だったらどうだったんでしょうか?

 

この事例から僕が言わせて頂きたいのは

名前はどんどん変えてもいいという事が言いたかったのです。

 

まだ無名で何者でもアマチュアミュージシャンでも

こだわった名前にしたいという気持ちはよく解ります!

 

名前ですから、当然こだわりも意味もあるでしょう。

 

でもね、ちょっ考えてみて欲しいんです

コンサルをしていると、お店の名前でも、よくあるんです

イタリアンのお店だからイタリア語の店名を付ける人が。

 

例えば、こんな名前のイタリアンのお店はどうですか?

「Trattoria PIOGGIA」

 

Trattoriaの意味は

ドレスコードのないカジュアルなイタリアンレストラン

PIOGGIAの意味は雨です

 

見た目はカッコイイですし、それなりの意味もある名前ですが

読めますか?

 

トラットリア・・・ピオギア?かな

ってなりませんか?

 

仮に美味しい店だったとして、友達に教える時に

ちゃんと名前を言えますか?

 

ターゲットは日本人ですよ

その日本人が読めない店名にするって、どう思いますか?

あなたが自己満足でつけた名前なんて興味ないよ、というのがお客様です

と言う話を、コンサルの場ではよくさせて頂きます。

 

当然、僕に依頼された場合こういう名前は却下で

カタカナで名前を付けてもらいます。

 

名前を変えただけで売上が上がったなんて当たり前の世界ですから

名前を間違えると潰れてしまうほど飲食店は名前を考えるのには真剣です。

 

アマチュアミュージシャンも

ターゲットが日本人なら、日本人が読める名前

そして、記憶に残る名前にすることを考えてみても良いのではないでしょうか。

 

 

 

「ラ・フランス」は「みだくなす」だった

これもマーケティング界では有名な話です

 

元々の名前の「みだくなす」とは

東北地方の方言で

みっともない+梨=みだくなす だったそうです。

 

地元の特産品を作ろうとヨーロッパから持ってきて品種改良されたものらしいですが

「みだくなす」という名前のせいで全く売れずに

当初は多くの農家さんが参加して作られていたのが徐々に辞める人が出て・・・

最後は5軒ほどの農家さんだけになってしまったそうです。

 

ところがある時、名前を変えたらどうたろうか?

という提案を受けて、みんなで懸命に名前を考えました。

 

「ラ」というのは、英語でいうと「ザ」=「the」なんです

つまり、「ラ・フランス」というのは

「ザフランス」という意味なので

これぞフランスの果物だ!という名前「ラ・フランス」で市場に出したところ

一気に売れ出して、最後まで頑張った農家さん達は涙したという話です。

 

この事例から学べることは

本当に美味しい果物であるにも関わらず

「みだくなす」という名前のせいで売れなった

でも

これぞフランス、という「ラ・フランス」という名前にしたらヒットした

つまり、解りやすい名前にしたから売れたと言う事例です。

 

マーケティング界では、「ザフランス」でも売れただろうね、

と言われていますが

名前というのは、文法的に間違っていても関係なく

解りやすく伝えることの方が重要だと理解されているからなんです。

 

 

 

 

「缶入り煎茶」から「おーいお茶」で売上6倍

 

貴方も知っている「おーいお茶」もマーケティング界では有名な話です。

 

「煎茶」という文字を「まえちゃ?」「ぜんちゃ?」という問い合わせが殺到し

一般的に「煎茶」が認知されていない事にメーカーが気付きます。

 

そこから、コンサルの出番です

 

この名前をつけたコンサルタントは素晴らしいですね

なんせ、名前を変えただけで売上6倍になったんですから。

 

この事例から学べることは

缶入り煎茶買ってきて」というより

「お〜いお茶買ってきて」というほうが言いやすいです

 

解りやすさ、親しみやすさで成功した事例です

 

 

 

名前を考える時に必要な3つの要素

 

一般的にビジネスの世界では

商品や店名、サービスの名前を考える時

「親しみやすさ」「わかりやすさ」「インパクト」

 

この3つを意識して考えます。

 

Trattoria PIOGGIAはどうですか?

親しみは無い

解りにくい

インパクトはあるかもしれません

 

みだくなすはどうですか?

親しみはない

解りにくい、茄子かな?って思いますよね

インパクトはちょっとだけある

 

缶入り煎茶はどうですか?

親しみはない

解りやすさはまぁまぁ

インパクトはまぁまぁ

って感じですかね

 

このように、

マーケティング視点で考えるメリットは大きいという事が解ってもらえたと思います。

 

マーケティングコンサルタント歴25年、事務所の上西です

 

今回もアマチュアミュージシャンが成功する方法について考えていきましょう♪

 

マーケティング的に考えれば

ミュージシャンがファンを獲得するまでのフェーズは4つ

 

①認知を広げる

②興味を持ってくれた人に楽曲を聞いてもらう

③ライブに来てもらう

④ファンになってもらう

 

これだけですから、あなたがやるべき事はシンプルです

 

では、解りやすく一つずつ解説していきます

 

 

 

認知を広げることの重要性

 

認知を広げる為に、多くのビジネスでは広告を使う事が多いです

 

因みに、ちょっとビジネス的な話をすると

日本の企業が使っている最近の広告費のランキングを紹介しますと

 

1位・・・ソニー 4743億円

2位・・・トヨタ 4194億円

3位・・・ホンダ 2975億円

4位・・・日産  2890億円

5位・・・イオン 1468億円

 

因みに2016年はこんな感じでした

 

 

何が言いたいのかというと

 

これらのランキングに出てくる企業の名前をあなたもご存じたと思いますが

どうして知っているのかというと

それは、企業が多額の広告費を使って、認知を広げているからです。

 

なので、認知を広げることがどれだけ重要なのかは解ってもらえると思います。

 

既に日本人の誰もが知っているトヨタでさえも

数千億円の広告費を使っているんです

 

言い換えれば、

広告費を使えば使うほど売上も上がると言われているのがビジネスの世界です。

 

しかし、

僕たち【T&J音楽企画】が応援しているアマチュアミュージシャンは

資金が無いのはよく解っています。

 

現在有名になっているミュージシャンも

売れる前は皆さん資金が無くて困っていた人たちばかりです。

 

お金が無いから路上ライブをやりながら

コツコツとファンを獲得してきたと思います。

 

しかし、昔とは違って現代はYouTubeがありますから

もっと上手に使う方法を知っていればチャンスは広がります。

 

勿論、ミュージシャンとしてのレベルを上げる努力は

日々やって頂くことが大前提ですが

それらをクリアできているミュージシャンに朗報です!

 

 

 

 

無名のミュージシャンが世に出る方法

 

さて、僕はマーケティングコンサルタントですから

コンサルタントを始めた頃は

ビジネス本を年間100冊以上は読んでいました。

 

現在は老眼になってしまった為に年間30冊くらいになってしまいましたが

その代わり、YouTube動画で知識をインプットしています。

 

ビジネス系の動画は音声を聞くだけでいいので

オーディブルのように聞いて学べるのが手軽で便利な時代になりました。

 

聞きながら重要な部分をメモして

ブログ記事で紹介するようにしています。

 

そんな中で見つけたのが、この動画ですが

これは

アマチュアミュージシャンが絶対に聞いておくべきだと思いますので紹介させてください。

 

まず、西野亮廣さんを知らない方は居ないと思いますが

「えんとつ町のプペル」で多くの人に知られた絵本作家です。

 

絵本作家、7万円の会員が居る西野亮廣エンタメ研究所を主宰

などの肩書を持つ西野亮廣さんは、ビジネス本も出版されていますから

コンサルタントとしては、最新のマーケティングを学ぶ為に

西野亮廣さんの書籍は全部読ませて頂きましたし

現在はYouTubeにアップされている動画を全て聞くようにしています。

 

それほどビジネス的にもマーケティング的にも最先端の考え方を持っていて

更に、それらを自分で体験し、

失敗を繰り返しながら進めているのを全て公開されているので

これほど素晴らしい教材は無いと思って日々学ばせてもらっています。

 

そんな西野亮廣さんが語っている動画ですが

エンタメ業界の人たちが、どうやってミュージシャンを発掘しているのか?

 

今回は「Uruさん」を見つけた時の話をされていますので

是非、最初から最後までじっくり聞いて欲しいと思います。

 

西野亮廣さんは早口なので

何回も聞いて、しっかりと自分の腹に落としてください。

 

貴方がこれからやるべきことは

YouTube動画でカバーを歌う事だとハッキリ解るはずです。

 

 

 

事務局の上西です

 

今回は、突如ブログで情報発信して認知を広げる方法について

マーケティング戦略と共にお伝えしたいと思います。

 

 

 

ブログで集客出来る理由とSEOについて

 

僕はコンサルタントとして、企業やお店の集客をする時

必ずブログとホームページで集客する方法を提案しますが

どうしてブログをお勧めするのかという理由を説明します。

 

例えば、ある人が

久しぶりの友達が今週末遊びに来るから

近くでライブをやっていないか調べようと検索したとします。

 

「6月10日 ライブ」と検索した時にヒットするのは

「6月10日に、大阪城野外音楽堂でライブを開催します」

などの情報を発信しているブログやホームページです。

 

解って頂けますか?

 

もし、あなたが、6月11日にライブを開催する予定があるのなら

あなたが書いているブログの記事タイトルは

「6月10日に〇〇でライブをやります」

という記事タイトルの中に

「6月10日」と「ライブ」という

キーワードが入っているから検索にヒットするんです。

 

ちょっと解りにくいかもしれませんので

飲食店の例で説明します。

 

例えば

吹田市岸部南1丁目にある居酒屋 ダイニングまんてん

というお店があるとします(以前の僕のお店です)

 

その店の経営者である僕は

「岸部駅あたりで忘年会のお店を探している幹事さんに朗報です」

というブログ記事を書きます。

 

このブログ記事の目的は

岸辺駅あたりで忘年会のお店を探している幹事さんが

検索するときに使いそうなキーワードを前もって使ってブログを書いておくことで

その幹事さんが検索した時に、検索結果に出てくる仕掛けをしているんです。

 

これをマーケティングでは「SEO対策」と言います。

 

SEOとは、サーチエンジンオプティマゼーションの略で

日本語にすると

検索エンジン最適化、と訳されます。

 

つまり、自分のお客様になりそうな人が

何かの時に検索したら

その検索に使いそうなキーワードを前もって仕込んでおけば

その人の検索結果に出てくるという仕組みを前もって作っておくことです。

 

違う例を挙げれば・・・

例えば、

僕が現在関わらせて頂いているリラクゼーションサロンの場合なら

「吹田市 リラクゼーションサロン」と検索した時

検索結果に出てくるように、予めブログ記事を書いておけば

誰かが検索した時に、検索結果に出てくるように仕掛けをしておくんです。

 

お店の場合は、地域が限られているから

「地域名+業種業態」

これをブログ記事のタイトルに入れておけば

検索された時にヒットするように仕込んでおくことが出来るんです。

 

 

 

SEOを理解する重要性

 

ちなみに、「吹田市 ロックバンド」と検索してみてください

 

【ピアノロックバンドSHE'S】が検索結果に出てくると思いますが

これは

いろんな情報発信をしているサイトの中に

「吹田市」「ロックバンド」というキーワードが入っているサイトを

Googleが見つけて表示させているからです。

 

もう少し詳しく説明すると

Googleは日ごろから、クローラーと呼ばれるネット上のロボットが

いろんなサイトを循環して、新しく更新されている情報を見ています。

 

そして、見つけたサイトがどれくらい信頼できるサイトなのかを判断して

そのサイトが信頼できると判断したら

誰かの検索結果に表示させてくれる仕組みになっています。

 

こういった仕組みは解らないようになっていますが

この仕組みの事をアルゴリズムといって

多くのビジネスに関係する人々は、

アルゴリズムに合わせるようにサイトを運営して

検索結果の上位に表示されるように努力しています。

 

「高槻市 集客コンサルタント」と検索してもらえば

Amazonマーケティング部門1位のコンサルタント 「まんてんワークス 上西」

と出てくると思いますが、これは僕のサイトです。

 

高槻市で集客したいと考えた会社やお店が、

コンサルタントを探そうと検索したら、僕のサイトが表示されるという訳です。

 

ちょっとややこしい説明が続きましたが

僕がどうしてブログとホームページをお勧めするのか?

の理由は解って頂けたでしょうか。

 

 

 

ブログで情報発信するときの注意点

 

さて、ブログがこれほど使えるものだと知らなかった方が多いと思いますが

勿論、誰がブログを書いても検索にヒットする訳ではありません。

 

先ほどの説明の中に

Googleが信頼できるサイトだと判断したら~

といいましたが、この信頼できるサイトかどうかを判断する基準は

数か月くらい定期的に更新されているサイトを言います。

 

これも、極秘のGoogleのアルゴリズムなので

実際は誰にも解らないのですが

今まで仕事を依頼してくださったクライアントさんのデータを見る限りでは

最低でも3か月、長いと6か月くらいが目安となると思っています。

 

そして、信頼に値するもう一つの要因は更新頻度です

 

僕のクライアントさんには、毎日更新を続けてもらいますが

これがなかなか続かない方も居られるので

1週間に3記事を最低ラインとさせてもらっています。

 

この地道な活動をコツコツ続けられた人は

3か月~6か月後には

特定のキーワードで検索された時

検索結果の上位に表示されるようになりますから

それだけ見つけてもらえる巣確率が高くなります。

 

まぁ、殆どの人が続かないですから

コツコツ努力した人だけが持てる特権だとも言えますね。

 

そうなれば

次回のライブのお知らせをしても

検索結果の上位に表示されるようになりますから有利です。

 

 

 

 

検索されるキーワードを考える

 

お店の場合なら

地域名+業種で検索される場合が多いのですが

ミュージシャンの場合は

どんなキーワードで検索されるのかが、まだ今の僕には見当がつきません。

 

ただ、前回のブログ記事でお伝えしたように

自分の楽曲がどんな場面に似合うのか?

という場面を見つけられたら

その場面に関するキーワードを使ってブログ記事を書けばいいだけです。

 

例えば、自分の楽曲が、卒業式などの式典に向いていると解ったなら

「卒業式 音楽」

「卒業式で歌う歌」

「卒業式に合う音楽」

などのキーワードでブログ記事を量産すればいいです。

 

子供向けの楽曲なら

もっと絞って、幼稚園なのか、小学校低学年なのかを決めれば

「幼稚園で歌う歌」「園児が好きな歌」「園児が笑う歌」

などのブログ記事を量産すれば、見つけてもらえる確率は高くなります。

 

いずれにしても

多くのアマチュアミュージシャンのブログを拝見しましたが

みなさん、余りにも世の中を舐めています。

 

ビジネスをしている人なら解ると思いますが

1年間ブログ記事を毎日書き続けて

それで自分のビジネスが有名になれるのなら

必死になって毎日ブログ記事を更新するのは当たり前です。

 

それほどビジネスをやっている人は真剣に取り組みますが

ミュージシャンの場合は、少し考えが甘い人が多いような気がします。

 

でも、これを逆に考えれば

殆どのミュージシャンが、ブログ記事を書き続けていないのなら

自分だけが書き続けたら、

少なくとも検索結果の上位に表示されるようになりますから

見つけてもらえる確率も高くなります。

 

殆どのプロモーターがやっているのも

こういったSEO対策が基本となっていますから

アマチュアミュージシャンも今から始めれば

プロモーターと似たようなレベルで

検索結果の上位に表示されるところまでは持っていけます。

 

プロモーターはお金をかけられるので、広告を使ったりしますが

アマチュアミュージシャンはお金をかけられないから

無料で出来るブログ記事を書き続けるという戦略はなかなか素晴らしいと思いますよ。