加賀市のグルメ〜石川県・高乃蔵(たかのくら)〜 | ジョブスケの人生全力疾走

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 2024年12月某日、僕は「加賀温泉駅」にいた。加賀温泉郷の一つである「山代温泉」に「日帰り温泉」利用で行った帰りなのだが、温泉に入った後、何も食べていない。

 

 スタンプラリーの一環で行ったのだが、そこの施設はそもそもホテルであり、「土日の11時から15時まで日帰り温泉」として解放している事から、行った時間によってはかなり忙しない。

 

 

 

 僕も、結構ギリギリに行ったのであまりユックリする事が出来ず、さらにそこには、バスで行かなければない事から、バス時間にも急かされた。

 

結果、温泉で癒されたもののお腹は空いているという状況だ。

 

 前述した通りバスを利用したのだか、乗車したのは「加賀温泉駅」からであり、当然帰りはここに戻ってくる。

 

 

 加賀温泉駅に到着し物色していると、「海鮮丼」の旗が目に飛び込んできた。北陸と言えばやはり海鮮を外す訳にはいかない。

 

 

 お店の名前は「高乃蔵(たかのくら)」。名前からして、もともと日本酒を作っているのではないかと想像出来る。

 

 

 

 外にあった立て看板にはメニューが書いてあったので見てみると「のみくらべ」の文字が。やはり多種多様な日本酒を呑む事が出来るようだ。

 

 

 そして、主役とも言える海鮮…ではなく「のどぐろだし茶漬け」に目を奪われた。のどぐろ茶漬けと日本酒という組み合わせは、想像でも「間違いない」と断言出来る。

 

 

 お店に入り、そのお茶漬けと日本酒「能登路 純米吟醸三年古酒」を注文した。出てきた料理は想像通り美味しそうで、とにかく「のどぐろを炙った匂い」が食欲をそそる。

 

 

 

はやる気持ちを抑えて、まずは「いただきます」。

 

 お茶漬けとは言え、せっかくなのでまずは「のどぐろ丼」として食べてみた。白身という事であっさりしているが脂も乗っていて、普通に美味しい。本当に丼として食べるなら、醤油をかければさらにうまさが倍増する事は、想像に難しくない。

 

 そして、「能登路」も呑んでみる。古酒のせいか独特の旨みがあるが、それが食事を阻害する事なく、見事にお互いを引き立てている。個人的に日本酒はスッキリ辛口が好きなのだが、これはありだと思う。

 

そして、おもむろに「出汁」をかけて「お茶漬け」として食べてみる。

 

 

 ほ~ら、やっぱり。ご飯とのどぐろと出汁が混然一体となって、口の中に旨みが押し寄せてくる。しかもお茶漬けだから食べやすく、止まらなくなる。それでも意図的に日本酒を合間合間で呑みながら、さらに進んでいく。

 

あっという間に食べ尽くしてしまった。

 

最後は、のどぐろの旨みが出た出汁を飲み干す。まさに至高のひと時と言える。

 

日本人である事に感謝をしながら、最後の一言を言おうと思う。

 

「ごちそうさまでした」