駅弁物語〜石川県・小松駅〜 | ジョブスケの人生全力疾走

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 2024年3月16日、北陸新幹線が石川県金沢駅から福井県敦賀駅まで延伸された。これまで福井県には新幹線は通っていなかったので、まさに悲願だったであろう事は想像に難しくない。新幹線が開通した事によって、北陸がますます発展してくれる事を願ってやまない。

 

 とはいえ、「腹が減っては戦はできぬ」とはよく言ったものだが、鉄道旅といえばやはり外せないのは「駅弁」だ。今回は、石川県の中で金沢駅に一番近い「小松駅」に来たのだが、実はこれまで駅弁を見た事がない。コンビニはあるのだが、そこでも扱っていなかった。

 

 しかし、新幹線が開業する事で、もしかしたら販売を開始するのではないかと期待をして来てみたわけだ。小松駅に来たのは3月16日と17日だったのたが、16日は見つける事が出来なかった。開業初日という事で人が溢れており、それどころではなかった。

 

 また、ステージイベントでは小松にゆかりのあるキャタクターが登場したり、北陸を代表するアイドルグループ「北陸アイドル部」のライブがあったり、「中部航空音楽隊」の演奏の時にスペシャルゲストで「松任谷夫妻」が登場したりと、目白押しだった。(松任谷夫妻は撮影NGでした)

 

 

 

 

 さらには、今回の目玉でもある「ブルーインパルス」が飛ぶと言う事で、そちらに気を取られ探索を難しくした。

 

 

 

 

 そこで、多少は落ち着くであろう二日目にリベンジしたのだが、ついに発見した。新しく小松駅に出来た「小松KABULEL(カブーレ)」で販売されていたのだ。

 

 

 早速物色していると「小松 しし肉弁当」の文字が飛び込んできた。北陸といえば海の幸のイメージが強いが、実は小松には北陸地方唯一の「国産ジビエ認証」取得施設があり、特産になっているとのこと。迷わずこの弁当を購入した。

 

 

 また、本来であれば駅弁は電車(新幹線)の中で食べるのがセオリーだと思っているのたが、同施設では能登の地ビールを味わえるので、ここは美味いビールと弁当を味わう事にした。ビールは3種類の中から選べたのだが、ここでは僕が好きな「ヴァイツェン」を選択した。

 

 

 

 早速、ビールを一口呑んで喉を潤す。「うまい」の一言に尽きる。続いて弁当を確認する。「味付き玉子」「小松菜ナムル」「人参ナムル」「猪肉そぼろ」、そして主役の「猪肉」が見える。美味ビールと美味い弁当があったら、もう何も言う事はない。ひたすら美味さに酔いしれるだけだ。もう我慢出来ない。

 

 

「いただきます」

 

 

追記:実は、この記事は小松駅新幹線ホームにある待合室で、ビールを呑みながら書いています。新幹線開業という大イベントに立ち会えるのは、恐らくもう経験出来ない事であり、そんな状況なので、新幹線を見ながら書くと言うのはテンションが上がります。

 

 実は、もうすでに資格自体がなくなっているのですが、僕は「鉄道テーマ検定 新幹線2級」取得者で、新幹線には特に思い入れがあります。新幹線が身近なものになった事は、素直に喜びたいと思います。