麦酒物語〜埼玉県・大宮駅〜 | ジョブスケの人生全力疾走

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2024年2月24日、大宮駅から金沢駅に向かう北陸新幹線「かがやき号」に乗り込んだ。

 

 

 突然の急用で関東に向かう事になり、何とか用事を済ませて金沢行きの最終電車の予約が取れたまでは良かったのだが、在来線の「デジタルサイネージ」を見ていたら、「北陸新幹線停電による遅延」の文字が。内心肝を冷やしつつ、とりあえず大宮駅に向かうと、駅のデジタルサイネージにもやはり「北陸新幹線遅延」の文字が。

 

 

 あわてて駅員に聞いて見ると、上り(東京行き)の新幹線だけで、下り(金沢方面)は時刻通り運行しているとのこと。金沢駅からさらに在来線に乗り継がなければならない身としては、終電の遅れは致命的なので、この情報は僕を安堵させるのに充分だった。

 

 そうなると、やはり呑みたくなるのが人情というもので、駅構内のコンビニを物色していると、目に留まったビールが。

 

その名前は「いい日旅立ち」。

 

 これから旅立つのではなく帰るのだが、鉄道で移動している身には刺さる名前だ。購入してホームで新幹線を待っていると、時間通りに到着した。日本の新幹線は時計よりも正確と言われているだけあって、本当に大丈夫なんだな、と安心した。乗り込むと、すぐに大宮駅を出発した。

 

 

 

 夜景を酒の肴に呑むビールも、ある意味大人の贅沢と思いながら一口呑んでみると普通のビールと違う味がする。

 

 

 

小麦と大麦をブレンドしたビールだ。個人的には好きな味なので、旅を締めくくるのにピッタリだ。