DS版、3DS版で発売されたドラゴンクエストのパッケージです。
日本におけるロールプレイングゲーム(RPG)のパイオニアといえば、「ドラゴンクエスト」になるかと思いますが、僕がドラゴンクエストというゲームを知ったのは、ファミコンをテーマにしたテレビの特番でした。
その時には「そんなゲームが発売されるんだなぁ」程度にしか思っていなかったのですが、翌年に続編となる「ドラゴンクエストⅡ」が発売されると、雑誌では大ヒットである事が報じられ、僕も興味を持ち始めました。それ以降、「ドラゴンクエストⅤ」まではほぼリアルタイムで遊びクリアしましたが、その後については、僕の生活環境も大きく変わり忙しくなった事から、プレイしていませんでした。
それから月日が経過した2016年ころ。
ふと、「ゲームが好きなのならば、クリアしておかなければならないゲームがあるだろう」と思い、その中の一つに「ドラゴンクエストシリーズ」がありました。
この時には携帯ゲーム機である「ニンテンドーDS&3DS」で4〜9をあそぶ事が出来たので、まずは通勤時の電車の中でプレイする事にしました。また、「ドラゴンクエストⅪ」の発売までにはクリアしたいと考えたので、時間があればひたすら遊んでいました。
その甲斐あって、すでにオリジナル版でクリアしていた「Ⅳ」と「Ⅴ」も含めてクリアする事ができ、そのまま「Ⅺ」に取り掛かる事が出来ました。
改めて振り返ってみると、現在のゲーム機は性能が向上したので、キャラクターデザインしたものがそのままゲーム上で表現出来ますが、以前は、ファミコンに代表される「ドット絵」でしか表示出来ませんでした。
そんな時代、パッケージや説明書に描かれている「キャラクター」を見ながら、想像力を発揮して遊んでいたと思います。
それだけに、魅力的なキャラクターを生み出せるかどうかは、ゲームの出来を左右する重要な要素だと改めて感じます。だからこそ、ドラゴンクエストが生み出された時からキャラクターデザインを担当された「鳥山 明」氏は、僕が言うまでもなく、とてつもなく偉大だと思います。
2024年3月8日、訃報を聞いた時には正直言ってビックリしましたし、まだまだ活躍出来る年齢だったと思うので、残念でなりません。
ファンの一人として、ご冥福をお祈りします。