『 3年ぶりにゲームショウが開催されたようです』
毎年9月に開催されてきた「東京ゲームショウ」ですが、コロナの影響でリアルなイベントは見送られ、今年3年ぶりに開催されたようです。
僕も、以前は毎回欠かさず行っていましたが、ある時から行かなくなりました。それと言うのも、僕がゲームイベントに行き始めたのは、大手ゲームメーカー「セガ」のとある広報の方の影響が非常に大きかったからです。
その時はゲームショウではなく「東京おもちゃショー」だったのですが、その時のステージイベントが楽しくて、さらに司会をしていた方は、ステージが終わるとブースの隅で話しをしてくれて、それも非常に面白く、あっと言う間にファンになってしまいました。そんな事から、セガが出展するゲームイベントは片っ端から参加して、新作ゲームを見つつ、その人が居れば話しをしていました。
そして、いつしかその楽しかった事を何か形に残しておきたいと思い、いろいろ考えていたところ、ふと、小学校の時に作った「学級新聞」を思い出しました。それをベースに、その頃から少しずつ普及し始めていたパソコンのワープロソフトで作れるようにしたのが、現在も細々と続けているフリーペーパーの原形「SPEC通信」でした。
そもそも「SPEC」とは、セガが発行していた会報誌なのですが、僕がイベントに行き始めたころにはすでに終了しており、その広報の方と話をしている時に、また復活して欲しいなあ、と話をした事があります。その復活の願いも込めて、紙面の名前にSPEC通信と名付けました。
今見直してみると、内容は内輪ネタ過ぎて決してネットで公表出来るようなものではなく、何よりも文章量がだいぶ少なかったです。しかし、第一号を作成した時は、あれこれ悩み抜いて5時間くらいかかった事を覚えています。現在は、調子の良い時なら1時間半くらいで作ってしまうので、「継続は力なり」とはよく言ったものです。
そして、その当時は今のようにネットが一般的に普及している時代ではなかったので、その作った紙面を広報の方にイベントで手渡しするか、FAXで送るという事をしていました。
また、さんざんイベントに行っていた事からMCの方にも顔を覚えてもらい、同じようにブースの隅で話しをするようになりました。そんな事から、その方にも紙面を渡すようになったのですが、ある時、「私たちの仕事は何も記録に残らないから、こういう形で残してもらえると嬉しい」と言われました。それで、ますます紙面を作る事に前のめりになったのですが、こうなると新作ゲームよりも人に会いに行く事がメインとなり、話しが出来ないとガッカリしたものでした。
しかし、そんな楽しい時間は長く続くわけもなく、その広報の方とも会う機会は減っていき、同時に、僕の中でもイベントに行く理由が徐々に減っていきました。そして、いつしかイベントにも行かなくなってしまいました。
それから15年以上が経過した2022年9月16日、たまたまSNSを見ていたら「東京ゲームショウリアル開催」の文字。ゲームショウに行くたびに紙面を作っていた時期を思い出し、原点に戻って久しぶりに「SPEC通信」のようなフリーペーパーを作ってみようと思った次第です。
『野次粗論』
「故きを温ねて新しきを知る」という言葉がありますが、如何だったでしょうか。何でもそうですが、原点に帰るという事は大事だと言いますが、今回改めてその事を実感しました。今後もどうぞよろしくお願い致します。

