『SNK格闘ゲームのお祭り THE KING OF FIGHTERS '94』
世界中を熱狂させた格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ(以下、ストⅡ)」が登場したとき、僕も例に漏れず、その渦の中にいました。
ストⅡは、これまでのゲームに比べてボタン数が多く、しかも強力な「必殺技」は、複雑なレバー操作とボタンの組み合わせで出るため、まともに戦えるようになるまで、大変な努力と時間を必要としました。
そこで一通り格闘ゲームの面白さがわかったと思ったら、今度は「対戦」の面白さがわかってきて、さらに「沼」にハマっていく感覚がありました。
そんなストⅡの盛り上がりでしたから、新作として登場するゲームも格闘ゲームが多くなり、ゲームセンターは「格闘道場」のような状況になっていました。
改めて振り返ってみると、僕が格闘ゲームにハマっていた期間というのはストⅡが登場した1991年から1996年ころまでではなかったかと思います。その5年間の中で、僕の格闘ゲーム絶頂期というのは、1994〜1995年だったと感じています。
そして、この時に一番遊んだ格闘ゲームが「THE KING OF FIGHTERS '94(以下、KOF94)」です。
このゲームの大きな特徴は、「3対3(3 on 3)」のチーム戦であった事です。これはとても衝撃的でした。
これまでの格闘ゲームは、自分が選んだ1人のキャラクターを操作して戦っていたのですが、KOF94では3人(チーム)を選ばなければならず、しかもキャラクターが違うという事は、必殺技に代表される「コマンド」も違いました。当然、覚えなければならない事が、3倍になります。
しかし、キャラクターがとても魅力的だった事から、それで好きになったゲームファンも多かったようで、コマンドを覚える事も苦にならず、結果として人気シリーズとなりました。
また、メーカーである「SNK」の過去の作品からもキャラクターが登場している事から、その魅力に拍車をかけました。僕も、その過去作品のキャラクターに魅力を感じた1人として、ずいぶん遊びました。
そして、当時は同社から家庭用ゲーム機として「ネオジオ(AES)」が発売されていました。このゲーム機は、ゲームセンターのゲームがそのまま家で遊べるという、他のゲーム機とは一線を画した存在でした。そのかわり、価格も比較にならないほど高いモノでした。
ですが、僕はその高額なハードとソフトを、KOF94のために購入するほど好きになっていました。残念ながらその後、先述した通り、格闘ゲームのマイブームが過ぎてからは、KOF94も遊ばなくなり、ハードごと売ってしまいました。
時は流れて2018年。
再びKOF94を購入しました。しかも、家庭用ではなく業務用を、です。20年以上の時を経て、ここ数年の間に燃え上がったレトロゲームへの情熱は、僕をKOF94に導いてくれました。今度こそ、末長く手元に置きたいと思います。
『THE KING OF FIGHTERS '94はここで買いました』
<カルチャーアーツ>
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