『オレは達人になる』
もう10年以上前になりますが、ラジオを聞いていると、落語家の三遊亭円楽師匠(当時は三遊亭楽太郎師匠)が登場し、こんな事を言っていました。
「オレは名人にはなれない。だから達人になる」
恐らく、円楽師匠が言っている「名人」というのは、笑いを取るために必要な話し方や間の取り方が自然に出来る。言い方を変えると「センスのある人」の事ではないかと思います。
もっとわかりやすく言うなら「天才」と言い換えた方が良いかもしれません。どんなに頑張って努力しても、だれもが「スティーブ・ジョブズ」のようにはなれないのと一緒です。
では、達人とはどう言う事でしょう。名人とは真逆で、「センスがなくても努力次第で到達できる境地」ではないかと思います。センスがなくても、話し方や間の取り方を「理屈」で考え、結果として「名人」に引けを取らない笑いがとれる。三遊亭円楽師匠は、これを目指したのではないかと思います。
それでは、「達人王」はどうでしょうか。言葉の通り「達人の王」です。頂点です。その技術は「卓越している」では生ぬるく、形容できる良い言葉が浮かびません。選ばれしモノのみがプレイする事を許されるゲーム。それこそが、激ムズシューティングゲーム「達人王」です。
王とはまさに孤高の存在であり、その気高さゆえ、家庭用ゲーム機に移植されていません。(パソコンには移植あり)そのため、プレイしたいというのであれば、達人王が稼働しているゲームセンターを探すのが一番現実的と言えます。
僕も、運良く福岡県天神にあるレトロゲーム専門店「カルチャーアーツ」で達人王にお目通りが叶いましたが、最初のステージ中ボスで全滅しました。そして、王からは画面を通してこう言われた気がしました。
「お前はまだ達人にすらなっていない。ウデを磨いて出直してこい」
そこで、前作にあたる「TATSUJIN(たつじん)」をプレイする事にしました。このゲームも、最近では稼働しているゲームセンターが少ないのですが、幸いにも家庭用ゲーム機に移植されているので、こちらをプレイします。
僕はメガドライブ版をプレイしましたが、達人王の時と同じように、最初のステージで全滅しました。過去にアーケード版も遊んだ事があるのですが、この時もやはり最初のステージすらクリア出来ませんでした。
「とにかく難しいゲーム」という印象が強く、それは今でも変わっていません。しかし、必要以上に苦手意識を持っていることも否定出来ないので、とにかく練習あるのみだと思っています。今は、強力な味方である「連射装置」もあるので、挫けずに続けられるのではないかと考えています。そして、王に再び謁見したいと思います。
「オレは達人王になる」
すいません。調子に乗りました。
『達人王のプレイ&TATSUJINはここで買いました』
<カルチャーアーツ>
・住所 福岡市中央区天神3丁目6-24 スコーレ第2天神ビル306号室
・営業時間 12:00〜21:00
・営業日 火、水、金、土、日
・定休日 月、木


