あれは確か「バトルガレッガ」の事をネットで調べている時の事だったと思う。
バトルガレッガは縦スクロールのシューティングゲームなのだが、その筋の人たちならば、知らない人はいないであろう有名なゲームだ。その理由は何と言っても過激な難易度とシステムにあるのだが、そのマニアックさがシューティングゲーマーにはウケた。
しかし、プレイヤーの熱量とは裏腹に絶対数が少なかったのだろう。これまで家庭用ゲーム機では、20年以上前に発売された「セガサターン」にしか移植されていなかった。
しかし、状況は少しづつ変化した。
レトロゲームが見直され、人気が出始めたのだ。そこに満を持して、プレイステーション4用ソフトとして2016年12月にバトルガレッガが登場した。
発売される事を知ったとき、僕も改めて調べてみようと思ったところで見つけたのだ。
「ゲームセンターミカド」
東京の高田馬場にあるゲームセンターなのだが、ここでは多くのゲーム実況をしている。僕が見つけたのは、バトルガレッガのプレイ動画だった。
昔であれば、難易度の高いゲームの攻略動画は「ビデオ」や「DVD」で「販売」されていたものだが、いまでは、スマホさえあればいつでも誰でも見れるようになった。本当に便利な世の中になったと改めて思う。
調べてみると、ミカドが配信したゲーム実況は、バトルガレッガだけでもいくつか存在していた。実況という事で、プレイ画面を見ながら解説もしてくれるので、まさに至れり尽くせりだ。
これをキッカケに他のゲームの実況も見るようになったのだが、見ているうちに、現場であるミカドに行きたくなった。現在は福岡に住んでいるのでなかなか行く事が出来なかったが、うまい具合に、今年のゴールデンウィークは帰省する予定があったので、ちょっと寄ってみることにした。
「ゲームセンターミカド」は、本当に高田馬場駅の前にある。いや、正確には、JR高田馬場駅のホーム正面と言って良いだろう。立地が良いと言えるが、逆に灯台下暗しとなってわかりづらいかもしれない。実際、僕も道がこれで合っているのか迷った。
それでも無事に到着し、早速中に入った。
すると、入口付近では懐かしいセガの体感ゲームが出迎えてくれた。可動筐体の「パワードリフト」や対戦が出来る「デイトナUSA」、さらにはアウトランの筐体に「ターボアウトラン」を入れてみたりと、掴みはバッチリだ。
二階に上がると、バトルガレッガが二台稼働していた。バトルガレッガ自体、稼働しているゲームセンターが珍しくなったが、二台というのは見た事がない。
また、グラディウスシリーズが全て稼働していた事も見逃せない。とくに、「1」はほとんど見ないレアゲームだ。
それ以外にも、もう最近では見なくなったゲームが現役で稼働しており、懐かしさと嬉しさが混じったような感情に満たされた。
懐古主義というつもりはないが、まさに古い友人に再会したようだ。そして、その友人の良さを、少しでも伝えていこうと改めて思いながら、ミカドをあとにした。
