マンガを原作にしたゲームというのは、実はあまり多くない。
大人気マンガ「ドラゴンボール」は、かなり以前からゲーム化されており、古くはファミコンの時代からある。だが、原作の方が「冒険活劇」から 「格闘もの」に変化すると、それに伴ってゲームも格闘ゲーム化した。
格闘ゲームとしての最初のゲームはスーパーファミコンだったと思うが、多くの人がご存知の通り、とにかく登場するキャラクターの強さが尋常ではない。そのダイナミックな動きをどのようにゲームの中で表現するか、毎回苦労している感じがあった。
だが、それでもずっと作り続けられており、ついにはアーケードゲームにも登場した。これまで見た中で、1番ドラゴンボールの世界観を表現出来ていると思うので、きっとこれからもバージョンアップを繰り返して遊び続けられるのではないだろうか。
そんなわけで、マンガはゲームの題材にするには打ってつけなのだが、原作がある事から、どうやって世界観をゲームに取り込むかが課題となってくる。ジャンルにしても先のドラゴンボールのように、「このマンガなら格闘ゲーム」という縛りが出てくるだろう。
出来ない事もないが、ドラゴンボールはシューティングという感じではない。それなら最初からオリジナルで作った方が早いかもしれない。
その中で、僕が大好きなマンガを原作にしたゲームがある。
「エリア88」
実は、原作を読んだ事はない。タイトルと、かなりアバウトなあらすじを知っている程度だ。
ゲームとしては横スクロールのシューティングゲームで、このジャンルでは珍しいライフ制を導入している。パワーアップ方法は、メインショットはアイテムを取得して行われるが、特殊装備はステージが始まる前に武器商人から買う事になる。
キャラクターは三人の中から選択するが、それぞれの機体に特徴があるので、キャラクターで選ぶというよりは性能で選ぶ事が多いだろう。ステージ開始前に行われるブリーフィングでは、攻撃目標の簡単な説明が行われる。
とにかく、原作を読んだ事がないのに、きっとこんなマンガなのだろうという事が想像出来るゲームになっている。
シューティングゲームとしても秀逸で、敵を撃破した時の爽快感は、弾幕シューティングとはまた違う爽快感がある。かなりやり込んだ事から、僕がクリアした数少ないアーケードゲームであったりもする。
そんな事から、家庭用ゲーム機に移植される事を心待ちにしていたが、僕が知る限りでは完全移植された事はない。ゲーム基板の購入も本気で考えたが、当時は値段も高く、置く場所の問題もあったので見送った。
思い入れも強く、ゲームセンターで見かけた時は比較的遊んでいたが、最後にプレイした時にはステージ5がやっとだった。相当ウデは落ちていると思うが、今回もプレイしてみようと思う。
キャラクターは「ミッキー」を選択する。特殊装備は購入しないのが僕の流儀だ。だからクリア出来ないのだと言われれば、返す言葉がないが。
ゲームがスタートし、スデージ1を順調に進んでいく。ここはステージ自体も短く、ボスもそれほど耐久力はない。危なげなくクリアした。
スデージ2は空中スデージだが、後ろから出てくる敵のいやらしさと、格段に耐久力の上がったボスには注意が必要だ。そこに気をつけて同じくノーミスでクリアした。
スデージ3は森林の中を進み、最後のボスは要塞という構成だ。森林は木が邪魔をして見づらく、さらに機雷もあるのでなかなか厄介だ。ここも慎重に進み、最後は超絶連射でボスを撃破した。
ステージ4は砂漠の中を進み、ボスは地上空母といった感じだが、道中のトラップもいやらしさが増す。センサーの上を通過すると下からミサイルを発射されるので、それを避けながら空中の敵も倒す必要がある。何度か被弾しながらも、クリアする事が出来た。
だが、問題のステージ5はやはり難しかった。空中ステージだが、障害物と攻撃が激しさを増し、避ける事が出来ずにことごとく当たってしまった。そして、ボスに到達する事なくゲームオーバーとなった。
だが、久しぶりにプレイしたわりには進めたと思う。もう少し遊んでみよう。