九州以外から福岡に来る場合、飛行機を利用する人は多いと思う。飛行機の国内線において東京(羽田)を起点に考えた場合、ドル箱路線と言われているのは「東京—北海道」と「東京—福岡」だ。確認してもらうとわかるのだが、とにかく便が多い。僕が以前数えた時は、福岡への路線が一番多かった。つまりそれは、国内線最大規模と言える路線だ。
さらに、今は「LCC」も利用出来る。料金がとにかく安く、高くてなかなか利用出来ないと思われていた飛行機を、一気に身近なものにした。発着が「羽田空港」ではなく「成田空港」なので、都心からはかなり遠いのが難点だ。だが、高速バスや電車が充実しており、仮に特急電車(国内在来線最速の京成スカイライナー)に乗ったとしても、羽田空港行きの飛行機に乗った場合よりもまだ安い。僕が利用する時はいつも満席で、大盛況と言える。
しかし、福岡に入ってしまうと空港を拠点にするわけにはいかず、「博多駅」を利用する事が多いのではないだろうか。太宰府に行く場合も、電車での移動が多いと思われる。太宰府に行くには、私鉄である「西鉄電車」を利用すると便利だ。それは「太宰府駅」があるからだ。
だが、博多駅を拠点にした場合、JR九州の「鹿児島本線」になる事から、途中で乗り換えなければならない。多くの人が「JR二日市駅」で下車して「西鉄二日市駅」で乗り換えるのだが、実はこのルートが非常にわかりにくい。結構距離があり、しかも路地のようなところを入っていくので、初めて来た人は迷子になる事が多い。僕自身、何度も西鉄二日市駅までの道のりを聞かれた事がある。
しかし、乗り換えるならもっと近く、もっとわかりやすい駅がある。それは「紫駅」だ。JR二日市駅の正面にある道を、ただ道なりに歩くだけ。時間にして、5分強といったところだ。この駅はもともと、近くに学校がある事から、その生徒のために作られたそうである。西鉄二日市駅からでは距離があるので、通学時における安全に考慮した結果のようだ。
たが今では、あるアイドルグループの「聖地」になりつつある。そのアイドルグループとは「ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)」だ。学生利用が主の小さな駅なのに、なぜそんなメジャーアイドルの聖地になったのかと言えば、その駅名にある。悪ふざけなのか本気なのか、いや、絶対に本気だと思うが、期間限定で駅名を変えた事があった。
その名も「西鉄紫駅だZ!」。明らかにももクロを意識した駅名は、ネット上で瞬く間に拡散され、ももクロファン(モノノフ)の間で話題となった。この事がキッカケだと思われるのだが、西鉄電車にももクロメンバーの「ラッピング電車」まで登場してしまった。
さらに、紫駅では駅名票のキーホルダーも発売されるようになった。西鉄電車の駅の中で、キーホルダーになっている駅は少ない事から、西鉄の本気をうかがい知ることが出来る。
太宰府に行く前に、いや、行った後でも良いので、ぜひ立ち寄ってほしい。
『訃報』
アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の妹分にあたる「私立恵比寿中学」の「松野莉奈」さんが2月8日、亡くなったと報道されました。これを書いている現在、詳細はわかっていませんが、アイドルとして頑張っていただけに18歳という若さで亡くなった事は大変悔やまれます。ご冥福をお祈り致します。



