先日、電車に乗っていた時の事ですが、隣に座っていた男性が二人で話しをしていました。特に意識をしたわけではないのですが、話しの内容が聞こえてきました。
「今どき、エロい動画に金かけるなんて年寄りだ」
見た感じでは二人とも20代前半で若かったのですが、そんなものなのかと思いました。男性なら多くの人がお世話になっている動画があるかと思いますが、今ではネットで検索すると簡単に見つける事が出来ます。特に若い人は、投稿動画やサンプル画像で良いようです。この場合お金は発生せず、無料で目的を達成する事が出来るので、先ほどの発言になるのだと思います。
お金をかけないと言えば、ゲームも同じ傾向にあります。携帯ゲーム機の「3DS」は、ポケモンなど人気がありますが、現在一番遊ばれているのは、スマートフォン(以下、スマホ)のゲームではないでしょうか。スマホゲームの特徴は、普通に遊ぶだけなら無料である事です。基本的には最後まで遊べるようなのですが、ゲームを有利に進めるためのアイテムなどはお金が必要になります。ライトユーザーはあまり課金をしませんが、一部のヘビーユーザーが大金をつぎ込む事で、メーカーは収益を上げているようです。ですから、暇つぶしなどで軽く遊ぶ分には、お金はかからない事になります。
先日、ゲーム界の雄である「任天堂」が、スマホゲームを発売しました。「スーパーマリオ ラン」というゲームなのですが、このゲームはこれまでのスマホゲームと違い、最初の3ステージは無料で遊べますが、それ以降はお金が発生します。
この場合は、アイテム購入ではなくソフトそのものを購入する事になるので、一度支払えば以降は課金されません。料金は1200円という事で、スマホゲームにおける金額としては安くはないですが、それ以降は課金されない事を考えると決して高くはないと思います。
しかし、ネットでは課金される事に対して「クソゲー」と評価していました。ゲーム自体がつまらないのであればそれも仕方ない部分もあります。ですが、課金される事が問題なのであれば、それはゲーム自体の評価とは分離する必要があると思います。
先ほども述べた通り、現在はスマホゲームが主流であり、ゲームそのものは無料という事が多いです。つまりそれは、「スマホゲームは無料」と考えている人が多い可能性があるという事です。
かつてはお金が必要だったものが、無料で楽しめるようになりました。時代の要求なのかもしれませんが、それでも僕は「良い」と思ったものには対価を支払いたいと思います。