鉄道まみれ「ラッピング電車」 | ジョブスケの人生全力疾走

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 九州の鉄道は、常に脅威に晒されている。それは、「高速バス」という強敵が存在しているからだ。福岡県の博多や天神を中心にしたバスネットワークが、九州各地に路線を延ばしている。

 

 それを可能にしているのは、「高速道路」の存在だ。佐賀県の「鳥栖ジャンクション」を真ん中に取ったとき、その高速道路網は九州全域をカバーしている事に気がつく。一部、微妙なところはあるものの、その恩恵は計り知れない。それはつまり、鉄道から見れば「自家用車」もライバルになる事を意味する。そのため、九州の鉄道は、「いかにして電車に乗ってもらうか」という課題が常にあると言える。
 

 かつての鉄道の役割は、「物の移動」という「物流」の側面が大きかった。しかし、先ほども挙げた道路の整備により、その主役はトラックに移っている。現在はというと、「ひと」を運ぶ事が主たる目的になっているのは周知の事実だ。

 

 人を運ぶという事は、当然そこに人がいなければならないわけだが、残念ながら九州の人口は、それほど多いとは言えない。正確には、本州と比べると明らかに少ない。つまり、九州内だけでどんなに頑張っても限度があるという事だ。九州外から人を呼ばなければならない。

 

 具体的な例を挙げるなら、「観光」に力を入れなければならないのだと思う。だからこそ、JR九州には個性的な電車が多い。その最たる例が「ななつ星in九州」だろう。鉄道の目的を「移動手段」でなく、「乗車すること」にしてしまったと言える。

 

 だが、観光列車を作るには膨大なお金がかかる事から、たくさん作れるわけではない。そこで登場するのが「ラッピング」だ。すでに運用している電車の外装にラッピングを施すだけで、特別な列車に変わってしまう。バスでもラッピングをしているものはあるが、どちらかというと「広告」という側面が強い。電車のラッピングにしても広告には変わりないのだろうが、なんとなくプレミア感があると思ってしまうのは僕だけだろうか。有名アーティストがラッピングとして登場した時には、カメラやスマホを片手に撮影している人を見かけるので、あながち間違ってはいないと思う。しかもバスと比べると、車体の大きさや連結している車両数の関係で、間近で見ると迫力がある。

 

 

 

 

 さらに、ラッピングをしているだけなのですぐに元に戻せるし、新しい企画が立ち上がれば比較的迅速に対応は可能だ。ほとんどのものが期間限定なので、そのときどきでラッピングを楽しんで欲しい。