アイドルという幻影 | ジョブスケの人生全力疾走

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 秋葉原には、4つの柱があると言われていました。それは「アニメ」「ゲーム」「パソコン・電気工作」、そして「アイドル」です。

 

 関東に住んでいたころ、僕はアイドルを除く3つの分野には興味を持ち、それなりに首も足も突っ込んでいました。しかし、アイドルだけは興味を持てませんでした。

 

 その後、福岡に引っ越し、足を踏み入れたアニソンバーがたまたま「ローカルアイドル」を運営していた事から、ライブの現場に行くようになりました。そこで初めて「アイドル」の世界を知りました。

 

 推しのアイドルを応援する時に「コール」を入れるのですが、当然そんな事はわからないので、最初はただ呆然と見ていました。しかし、ファンが楽しんでいるあの熱気の中に入るためには、最低限の知識は必要であると感じ、本当に「勉強」しました。おかげさまで、コールの代表格である「MIX」は入れられるようになりました。MIXを入れないメジャーアイドルもいるようなのですが、かなり汎用性が高く、これを覚えているだけでそれなりに「沸け」ます。現場、特にローカルアイドルの場合はかなり有効なので、覚えていて損はないと思います。

 

 迎えた2017年。僕がアイドルの現場に行き始めて約2年半が経過しましたが、ここにきて知っている多くのアイドルが卒業する事になりました。本当に示し合わせたように卒業が発表されたので、本音を言うと驚いています。

 

 ローカルアイドルの魅力は、なんと言ってもその距離の近さにあると思います。物販における「ミニ交流会」や「ツーショット写真(チェキ)」がその代表で、直接、推しメンと会話を楽しむ事が出来ます。時間はそれほど長くないので、強者は何回も同じアイドルの物販に並んでいます。

 

 しかし今、卒業する事が次々に発表されて思うのは、「自分が応援していたアイドルは何だったのか」という事です。僕は若輩者なので強烈な推しメンはいませんでしたが、知らないわけではないので何となく寂しさは感じます。結局、友達ではないので彼女たちが再びアイドルとして登場しない限り、会う事もないでしょう。

 

 多くの人が知っている「AKBグループ総選挙」では、推しメンのために対象のCDを「100枚」くらい買うのは「当たり前」だそうです。それだけのお金と時間をつぎ込んで、しかも自分の事を知ってもらう事もなく卒業を発表されたら、どう思うのでしょうか。

 

 アイドルファンのブログや研究本を読んで、「自分にとってアイドルとは」を考えてみたとき、残るのは「思い出」だと思いました。自分が推しメンのために頑張り、そして、楽しませてもらっていた事が一番の宝物なのかと。

 

 振り返ってみると、僕にとってアイドルの原点は「高橋由美子」だったと思います。何気にアニメやゲームと関わりがあったので、自然と歌も覚えました。そして最近、思い出したようにカラオケで彼女の歌を歌うようになりました。この場合は、僕にとってのカラオケのレパートリー増加という実益もありますが、その歌を選択するというのは、やはり思い出の力が強いと思います。

 

 多くのアイドルは活動期間が驚くほど短いので、まさに「一期一会」といっても過言ではないのかもしれません。出会いとは縁でもあるので、ひとつひとつ、記憶に刻んでいこうと思います。