『くらて学園開校』
11月17、18日の2日間、「旧鞍手南中学校」において「くらて学園」が開催された。このイベントは、2015年4月に廃校になった鞍手南中学校をそのまま利用したイベント。メインとなるコスプレ撮影では、学校をまるごと使う事が出来るので、撮影スタジオではなかなか撮る事の出来ない写真を残す事が出来る。くらて学園には、そんな高いレベルのコスプレ写真を撮影したいと思ってるレイヤーとカメラマンが多数参加した。
『くらて学園での日常』
12月に入り、何となく心が忙しなくなっていると感じている人も多いと思う。「師走」とはよくいったもので、今月で2016年も終わりだと思うと、出来てない事を大急ぎで終わらせようとするから忙しく感じるのかもしれない。しかし、年末に大仕事が待っている人も多く、特に同人誌やコスプレをしている人たちは当てはまるだろう。
そう、東京で開催される「コミックマーケット(以下、コミケ)」だ。毎年恒例行事とはいえ、このくらいの時期になると、原稿の締め切りや衣装納期に神経を使うのではないだろうか。くらて学園も、通常であればその月最後の週末に開催しているが、今月に関しては中旬に開催した。コミケ参加者にも配慮したのかもしれないが、本当に東京まで行くのであれば、それでも厳しいかもしれない。だが、そんな心配は必要ないと言わんばかりに、今回も多くのコスプレイヤーが参加した。
その中で、ある作品のコスプレが目を引いた。その作品名は「アンサンブルスターズ」。水色のブレザーとチェックのスラックスに身に包んだ多くのレイヤーが、校内を歩いていた。撮影場所は主に教室であったが、コスプレは学生服に留まらなかった。体育館では、バスケットのユニフォームに着替えたレイヤーが、熱心に撮影を行っていた。アンサンブルスターズという名前は知っていたが、これほどとは思わなかった。
『くらて学園購買部』
ここ最近、くらて学園購買部は設備を強化し、取扱品のラインナップの充実を図っている。まずは先月(11月)にホットコーヒーの提供を開始した。これは、「ネスカフェアンバサダー」のマシンを購入して実現したもので、缶コーヒーでは難しい「熱い」コーヒーが飲めるようになった。
また、購買部前には業務用の冷蔵庫が設置されたが、これにより冷蔵の必要な食べ物が販売出来るようになった。販売を開始した直後からヒットし、早くもくらて学園購買部の人気商品になりつつある「生プリン」がそれにあたる。
さらに、今月からは「カップラーメン」の提供も始まった。カップラーメンは当然お湯が必要になるが、これまではそのお湯の確保が難しかった。だが、ストーブが稼働を始めた事からその上に「やかん」を置く事で、お湯も容易に作り出せるようになった。ストーブでお湯を作り出している事から冬の間だけの提供かもしれないが、寒い時には暖かいものが食べたくなるので、参加者にとっては嬉しいのではないだろうか。
めんべいとの奇跡のコラボレーションによって実現した「KURTE MENBEI」も販売されていた。鞍手で愛されたソウルソース「復刻きらくソース」を使用しており、一度食べるとクセになる味だ。ネットや通信販売をしていないので、鞍手に来ないと購入する事が出来ない事から、数少ない販売チャンネルといえる。くらて学園は、鞍手の特産品も取り扱う時が来るかもしれない。今後の動向にも注目したい。
『コスプレ撮影に同行』
くらて学園に参加するコスプレイヤーは、専属カメラマンが同行している場合が多い。そのため、すでにグループとして出来上がっている事から、コミケやコミシのようにいきなり撮影を申し込むのは敷居が高く、かなり難易度が高い。だが、今回は縁があり、短時間ではあるものの撮影させて頂く機会に恵まれた。
場所は体育館で、人気アニメ「ハイキュー!!」のコスプレを撮影しているグループだった。カメラマンの方も女性だったが、僕と同じカメラを使っていた事から話が盛り上がり、いろいろ面白い話が聞けた。また、撮影の時はもっとストイックになるのかと思っていたが、和気あいあいと楽しみながら撮っていたのが印象的だった。
「ハイキュー!!」はバレーボールを題材にしている事から、撮影の合間にバレーボールを楽しんでいる時もあったりして、本当に楽しそうであった。これもコスプレの楽しみ方なのだと教わった気がした。
『現役高校生クリエイターによる展覧会開催』
くらて学園で活躍している「現役女子高校生カメラマン」の「稲月暖(いなつき だん)」氏が、3月に展覧会を開催する事がわかった。これは、稲月氏が代表を務める高校生クリエイター支援プロジェクト「Brilliance(ブリリアンス)」が中心となって活動してきた成果であり、企業とタイアップして開催される本格的なものだ。
「高校生の高校生による高校生のための展覧会」という事で、全国でも初めての試みとのことである。展覧会には、稲月氏を含め4名の作品が展示される予定であり、残り3名は年内にオーディションを行い決定するようだ。オーディションには稲月氏も審査員として加わるという事なので、気合い十分だ。これからを背負って立つ、若い才能に触れるよい機会ではないだろうか。続報が待たれる。


