僕のゲーム史において、間違いなくNo.1と呼べるゲーム。このゲームと出会ったからこそ、ゲームセンターに通い始めたと言っても過言ではないゲーム。
その名は「ワルキューレの伝説」。ファミコンゲーム「ワルキューレの冒険」の続編としてリリースされた。もとは家庭用ゲームなのに、続編はアーケードゲームというのも凄いが、ゲーム内容も随分変わった。「冒険」がアクションRPGなのに対し、「伝説」は純粋なアクションゲームになった。共通点といえば「見下ろし型」くらいだろうか。
僕がワルキューレの伝説を知ったのは、家庭用ゲーム雑誌のアーケードゲーム紹介コーナーだった。この時、ワルキューレの冒険の事は知っていたが、遊んだ事はなかったので、続編だからと言って気にはならなかった。しかし、当時ナムコが配布していた冊子「NG」をもらいに行った時に、たまたま稼働しているところを見付けた。せっかくだから遊んでみようと思いプレイしたが、この時は散々だった。ステージ1を越える事が出来なかった。
そんな事で、あまり面白くないと判断したのだが、本屋に行った時にある雑誌を見付けた。アーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」だ。表紙には「ワルキューレ」が描かれていたので目を引いた。そこに「ワルキューレの伝説」の攻略記事が掲載されており、もしかしたらこれを読んだらクリア出来るのではないかと思った。これが、ゲーメストを購読するキッカケとなった。
その場で買って帰り、家で攻略記事を読み漁った。記事の内容を頭に叩き込み、ゲームセンターに通う日々が始まった。最初の印象があまり良くなかったので、操作そのものに慣れる事から始めたのだが、毎日やっていればさすがに慣れてくる。とにかく、クリアを目指して点数稼ぎは一切考えず、堅実なプレイを心がけた。その甲斐もあり、少しづつ先に進めるようになった。
だが、最終ステージは、それでも苦戦した。最終ボスは裏技で楽に倒せる事はわかっていたが、その条件を満たすために魔力を維持しなければならなかったので、鉄壁なプレイが求められた。ステージ後半になると、雑魚キャラですら非常に硬く、難易度が一気にアップした。挫けそうになりながらも何度も挑戦を続けた結果、ついにクリアする事が出来た。ワルキューレの伝説を遊び始めてから、すでに2年の月日が経っていた。
これだけ遊んだ事から思い入れも強く、最終的にはオリジナルのゲーム基盤も購入した。ゲーム基盤についてはいくつか購入したが、現在(2016年12月)も保有しているゲームは「フェリオス」と「ワルキューレの伝説」のみだ。
人気タイトルだったので家庭用ゲーム機にも移植されたが、僕の中で決定版といえば「Wii」のバーチャルコンソール版だと思う。今回は、このWii版をプレイしたいと思う。
ゲームを起動し、早速設定を変える。ヒットポイントを最大の「5」にする。これで準備は整った。
ゲームをスタートすると、懐かしいBGMが聞こえてきた。ゲームそのものも大好きだが音楽も大好きで、特にステージ1の曲は神ってると思う。曲を聴いているだけで鳥肌が立ってきた。テンションが上がる。だが、随分遊んでいないので、パターンも忘れているし、ウデも落ちている。どこまで行けるだろうか。
そんな心配をしていたら、ステージ1でいきなりミスを連発した。簡単な攻撃に当たったり、体当たりをくらったりして、かなり危なっかしい立ち上がりとなった。ボスまで到達するもここでもミスが続き、何とか倒したものの、5個あったヒットポイントは1個になっていた。想像以上にウデの劣化が進んでいる。
ステージ2に突入したが、敵に当たった上にそのまま崖から落ちるというコンボで、序盤でゲームオーバーになってしまった。こんなところでゲームオーバーになるなんて、遊び始めた頃以来だ。
これは、初心に戻って練習する必要がありそうだ。いや、これを機会に、ゲームをきちんと遊び直せというお告げなのかもしれない。
