「ドラゴンスピリット」は憧れのゲームだった。それは、友達から面白いと聞いていたからだ。しかし、僕がゲームセンターに通い始めた時には、もう置いていなかった。昔は、今よりもゲームがリリースされるまでの期間が短かった事から、一年も経つと古いゲームとみなされて入れ替えられていた。今では、5年前くらいのゲームでも十分現役で稼働している事を考えると、時間の流れが遅くなったと言える。当時でもある程度のローテーションで古いゲームが復活する事もあったので期待したのだが、学生時代には最後まで見る事はなかった。
しかし、ドラゴンスピリットには出会えなかったものの、続編には出会う事が出来た。その名も「ドラゴンセイバー」。購読していたアーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」でその事を知った時には、本当に嬉しかった。今度こそ遊べると思ったからだ。ストーリーは前作とはあまり関係がないので、タイトルが「ドラゴンスピリット2」にならなかったのだと勝手に思っている。しかし、ゲームスタート時のドラゴンに変身するシーンなどは、完全に続編である事を物語っている。
ゲーム内容は、縦スクロールのシューティングゲームで、攻撃は対空と対地にわかれている。往年の名作シューティング「ゼビウス」と一緒だ。また、今回は主人公が男性と女性の2人いる事から、1P側が男性のブルードラゴン、2P側が女性のレッドドラゴンを選ぶ事が出来た。もちろん、シングルプレイ時でも2P側のレッドドラゴンを使用する事が可能だ。
そんなわけで、稼働してからは毎日のようにゲームセンターに足を運んだ。また、ゲーメストを何度も読み返し、予習復習を怠らなかった。だが、どんなに練習してもウデの方はあまり上がらず、ステージ5の高速スクロール(渓谷)をどうしてもクリア出来なかった。うまい人のプレイを見て、真似しようと思ってもうまくいかず、結局、違うゲームと入れ替えられてしまいタイムアップとなった。
また、家庭用ゲーム機にも移植はされているものの、ドラゴンスピリットほどのヒットにはならなかった事から、それほど種類は多くない。その中で、一番移植の完成度が高いと思ったのが「Wii版(バーチャルコンソール)」なので、今回はこれでプレイしてみたいと思う。
ゲームを起動し、早速設定を変える。プレイヤー数を「4」、ライフゲージを「4」にする。これで準備は整った。
ゲームをスタートすると、ドラゴンに変身するオープニングが始まり、戦闘開始だ。だが、完全にパターンを忘れてしまい苦戦を強いられる。ライフが多いので助かっているが、ミスが目立つ。何とか力押しでステージ1をクリアしたが、ステージ2ではボス直前のラッシュに耐え切れず、ミスが連発した。そして、プレイヤーもライフも最後というところで、何とかボスを撃破した。ステージ3に進むも、当然の如く、あっと言う間にやられてしまい、ゲームオーバーとなった。
思った以上にパターンを構築しないと進めないゲームだと再認識した。パワーアップすらままならない。ネットで攻略動画を確認してみようと思う。
