「1943 ミッドウェイ海戦(以下、1943)」は、僕がゲームセンターに出入りを始めた当初からあった。その時すでに、リリースされてから一年以上経過していたので、すごく人気がある感じではなかった。しかし、気がつくと誰かがプレイしていて、根強いファンがいた事を感じさせた。
ゲーム内容は、縦スクロールのシューティングゲームだ。前作にあたる「1942」のシステムをベースにパワーアップさせた感じだ。だが、この時は1942の存在を知らずに、これがオリジナルだと思っていた。ファミコンにも移植されているというのに気が付かなかったとは、なんたる失態。だが、見ただけでどんなゲームであるのか理解出来るのは、それだけシンプルという事だ。
そんな事から、あまり抵抗なくコインを投入することが出来た。今のシューティングゲームからすれば連射も少ないのかもしれないが、爽快感があって面白かった。また、シューティングゲームというと、弾なり敵の体当たりをくらうと1ミスになる事が多いが、1943はライフ制を導入している。そのため、ゲームを開始していきなりミスになるという事はなく、初回プレイ時などにおいて、心が折れる事もない。ライフも、アイテムを回収する事で回復する事が出来るので、僕がよくやる凡ミスをしても、挽回する機会があるのは心強い。遊びやすさという点においては、敷居を低くしてくれた気がする。
そんなわけで、ゲームセンターで遊んだ回数は多い方だが、気が向いたら遊んでいるという感じだったのでやり込んでおらず、あまりうまくもならなかった。それでも何だか遊んでしまうのは、僕にとってはまるで、ポテトチップスのような存在だった。僕はあまりお菓子を食べないのだが、何かのキッカケがあるとポテトチップスは食べてしまう。呑み会の席が多いのだろうが、個人的には呑む場合でもあまりツマミを食べない。まさに、気が向いた時に食べる感じだ。
そんなわけで強烈に好きというわけではないが、手元には置いておきたいゲームでもある。家庭用ゲーム機にも多く移植されているが、いつの間にか多機種で持っていた。1943単体ではなく、「クラシックコレクション」という形で買っている事から、その中に入っている事が多い。その中で今回は「PSP」版をプレイしたいと思う。
ゲームを起動し、早速設定を変える。難易度を一番易しい「1」にする。これで準備は整った。
ゲームをスタートし、ザコ敵を倒して順調に進むと、不意に打電が入る。
「ワレ敵艦隊発見セリ」
思い出した。このゲーム、ステージの前半は普通にステージを進むけど、、後半は艦隊なり大型機(爆撃機?)を攻撃するんだった。しかも、破壊率が一定以上じゃないと、また同じ攻撃を繰り返す事になる。とにかくボス戦は撃ち込まなければならない。
あまり連射は得意ではないがボタンを連打する。そんな頑張りもあって、ステージ1と2は何とかクリアした。だが、ステージ3に入ると攻撃が激しくなり、パワーアップも容易ではなくなった。パワーアップウェポンは時間制なので、同じパワーアップアイテムを取り続けないと効果が切れてしまう。アイテムを撃つ事で切り替わるのだが、欲しいところでうまくやめられない。攻撃の激しさから撃ちっぱなしとなる。結果、ウェポンが切れてしまい、苦戦を強いられることになる。なんとかボス戦まで到達したものの、あっさりやられてしまった。
しかし、シンプル過ぎず、それなれに派手さもあり、改めて遊んでみると面白い。ただ、ひとつ気になったのが、「艦隊これくしょん」で馴染みのある艦艇と戦わなければならない事だ。何だか心が痛んだ。

