「萌え」が日本を救う | ジョブスケの人生全力疾走

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 先日、生まれて初めて沖縄に行ったのですが、帰りにお土産を買う事にしました。普通のお土産を買ってもつまらないので、僕らしい、一目見ただけで誰が持ってきたのかわかる、しかも、沖縄土産を猛烈アピールる出来るものが良いと思いました。

 

 僕らしいと考えた時、「サブカルチャー」は外せないので、それを念頭に置いて探しました。今回はスケジュールの絡みもあって「国際通り」からはあまり離れないようにしました。国際通りは、沖縄の中でも観光名所のひとつとなっており、多くの人で賑わいます。当然、土産物屋も多くありました。

 

 何故か「うちは安いよ」アピールがすごかったのですが、覗いてみると、ごく一般的なお土産が他よりも安い、という感じでした。それはそれで魅力的ではありますが、今回の場合はお土産としての条件には達していなかったので外しました。

 

 なかなか見つからないと思いながら散策をしていたのですが、ふと、目の前に「ジャンプステーション」が見つかりました。ジャンプステーションは名前の通り、集英社が展開しているグッズショップです。何かあるかもと思い中を覗いてみると、沖縄限定のお菓子が売っていました。その中で目を引いたものもあるのですが、とりあえず保留にしました。

 

 さらに歩みを進めると、サブカルグッズの最大手「アニメイト」がありました。そういえば、ネットによる事前の調査で沖縄にある事はわかっていましたが、まだ入っていない事を思い出しました。アニメイトは沖縄では唯一のアニメグッズショップなので、もしかしたら面白いものがあるかもしれないと思い入ってみました。

 

 雑居ビルの4階にあるのでエレベーターで上がると、すぐに入口がありました。早速店内に入り物色していると、奥の方にお土産コーナーらしきものを発見しました。そして、ついに見つけました。まさに思い描いた通りのお土産が。

 

その名も「那覇の女(ひと)」。

 

 パッケージには、「萌えキャラ」が描かれており、中身も沖縄の銘菓「ちんすこう」でした。また、ネーミングが秀逸でした。恐らく、というか、間違いなく福岡の銘菓「博多の女(ひと)」がオリジナルだろうと思われるその名前に、サブカルチャーらしさを感じます。

 

 以前、秋葉原に行った時に、今回と同じ条件でお土産を探した事があるのですが、その時は「二次元の恋人」を買いました。オリジナルはもちろん北海道の銘菓「白い恋人」ですね。

 

 ここまで条件が揃えば、もう悩む必要はありません。そのままレジに持っていきました。そして、福岡に戻ったその日のうちに一つはお土産として持って行ったのですが、一緒に食べようという事になり「那覇の女」の中身を確認する事が出来ました。

 

 すると中はいたって普通のちんすこうでした。個装についても普通で、もともとあったお菓子のパッケージを変えただけのようでした。唯一違うところといえば、パッケージの絵柄と同じポストカードが入っているところぐらいです。

 

 それを見て思い出した事があります。以前、サブカルチャーにおける萌えキャラを、いかにビジネスに使うかというセミナーを受けた事があります。その中で、お土産用の博多ラーメンで行った実験の事を聞きました。それは、今まで普通に売っていたラーメンを、パッケージ「だけ」を変えて、しかも梱包数を減らした上で、さらに値段を上げるといったものでした。付け加えるなら、販売現場でもポップなどの販促活動もしなかったそうです。

 

 いざ実験を開始する段階で、発注数を間違ったのか、これまで販売していた普通のラーメンの実績であったなら、賞味期限の関係で返品されるだけの数を作ってしまったそうです。

 

 しかし結果は、当時の実績になりますが、作った分は売り切り、返品もなかったそうです。この実験結果は、「品物自体は変えなくとも、パッケージを変えただけで売れる」事を意味してはいないでしょうか。

 

 中には、アニメや萌えキャラクターに抵抗のある人も居ると思います。市の観光振興の公式キャラクターを萌えキャラにしたところ、非難の声が上がって撤回された事は記憶に新しいところです。しかし、博多ラーメンの結果を見る通り、訴求効果が期待出来るのもまた事実です。訴求効果があるのなら、うまく活用するしない手はありません。

 

 さらに広げて、海外を視野に入れてみたらどうでしょうか。日本のアニメは世界で通用します。あの萌えキャラこそが、日本のアニメの特徴であり、世界コスプレサミットが開催されている現実こそが、その証明になっていると思います。しかも、開催されるごとに、参加国及び参加者は増加傾向にあります。もちろん「萌え」だけではなく、ジブリに代表されるアニメーションも高い評価を得ています。それでも「萌え」は、世界の人にも受け入れつつあると思います。そしてそれは、日本を代表する最強のコンテンツの一つではないでしょうか。