「グラディウスⅡ」は、いろいろな意味で衝撃的だった。ちょうどこの頃からゲーム雑誌を読み始めたのだが、家庭用ゲームがメインだった。だが、同じゲームという事で、新作のアーケードゲームを紹介するコーナーがあり、そこで紹介されたのがグラディウスⅡだった。
今でもハッキリ覚えているが、たった一枚の画面写真しか掲載されていないのに、凄いと思った。その写真は、一面の人工太陽と炎の龍が写っていたのだが、そのキレイさと迫力に感動した。ゲームといえばファミコンしか知らなかったので、そのグラフィックの違いに大きな衝撃を受けた事を覚えている。そんな事から、ゲームセンターデビューを後押された作品の一つであるのは間違いない。
ゲームセンターに入ったと聞くや否や、放課後には現場に急行した。当初から注目されていただけあって、すでに人だかりが出来ていた。ウデに覚えのある猛者が次々にプレイしていく。ギャラリーが出来ている中で、しかも遊び始めたばかりのゲームをプレイするのはかなりプレッシャーがかかる。「こいつはどれ位うまいのか」を確認するつもりで、みんなが見ているのだ。先に進めは進むほど情報を知る事が出来るので、絶対に下手なプレイは出来ない。特に示し合わせたわけではないが、暗黙の了解のもと、情報を共有する雰囲気が当時のゲームセンターにはあった。そんな事から、ゲームセンターには足を運んでいたものの、実際にプレイしたのは落ち着いてからだった。
ゲームは前作「グラディウス」と同じ横スクロールのシューティングゲームだ。パワーアップカプセルを回収してパワーアップするのは変わりない。しかし、今回はそのパワーアップの内容を4種類の中から選ぶ事が出来た。それだけで遊び方に幅が出来る。また、惹かれたグラフィックの美しさは当然だが、曲も負けず劣らず良かった。前作も良かったが、期待を裏切らない素晴らしい名曲の数々だった。
しかし、難易度も上昇しており、グラディウスをやり込んだゲーマーには歯ごたえがあったかもしれない。だが、せいぜいファミコン版のグラディウスをクリア出来る程度のウデでは歯が立たず、挫折してしまった。その後、いろいろな機種に移植されたが、唯一クリアしたのはファミコン版だった。だが、下手でも好きなゲームだったので発売されるたびに揃えていた。
その中で今回は「PSP」版をプレイしてみようと思う。
ゲームを起動し、早速設定を変える。難易度を一番易しい「1 VERY EASY」、自機の当たり判定(HIT SIZE)をSMALLにする。さらに、本来ならショットとミサイルは独立したボタンだが、一つのボタンで同時に発射し、加えて連射も設定する。これで準備は整った。
スタートするとパワーアップ方法の選択だが、ここでは一番下を選ぶ。そして、本編スタート。全面共通の聞き慣れたBGMが流れる。ザコキャラを倒してパワーアップカプセルを回収し、順調にパワーアップしていく。曲が変わったところで本格的に戦闘開始だ。
だが、ここで悪い癖が出てしまった。一面でいきなりミスをしてしまった。人工太陽から出てきた龍に、出会い頭にぶつかったのだ。嫌な流れだったが、何とか1面はクリアした。続いて2面はノーミスでクリアするも、3面で当たらないと思った弾に当たってしまい、そのまま残機も押し込まれて、あえなくゲームオーバー。だが、もうちょっと練習すれば先に進めそうな雰囲気だったので、プレイを続けようと思う。やっぱり面白い。

