生まれて始めて沖縄に降り立った。2011年に福岡に引っ越してから、ずっと来たいとは思っていた。だが、なかなか来れなかった。それは、想像以上に遠かったからだ。以前住んでいた関東から行くよりは、ずっと近い事はわかっていたが、いざ調べてみると、東京に行くのとあまり変わらなかった。関東暮らしが長かったので、機会があるとどうしても東京に行ってしまう。だが、そんな事を言っていたらいつまでたっても機会はやって来ない。ここで一念発起して、行く決意をした。
沖縄に行く以上は、どうしても食べたいものがあった。「ステーキ」だ。会社の先輩から、沖縄のステーキは安くて美味しいと教えられていた。だから、沖縄に行ったのなら最初に食べるものはステーキと決めていた。事前にグーグル先生に教えてもらい、1953年に開店した老舗「ジャッキー ステーキハウス」に行く事にした。
お店には14時頃に到着したが、満席だった。その後も次々とお客さんが来る事から、地元ではかなりの有名店のようだ。中に入ると「ただ今の待ち時間20分」と表示されており、リストに名前を書いて待つようだった。名前を書き、待っている間にお店の中を見てみたが、雰囲気としては街の定食屋という感じだった。壁には年季の入ったメニューが表示されている。店内を眺めていると、名前を呼ばれた。想像以上に早く、まだ20分も経ってない。どうもお客の回転が早いようだ。
4人がけのテーブル席に座りメニューを見ていると、すぐに店員が注文を取りに来た。店内の雰囲気から常連客が多く、最初から食べるものを決めていて、いちいちメニューを見ない人が多いのかもしれないと思った。ちょっと待ってもらい、改めてメニューを見る。ステーキを食べに来たのだから、やはりステーキを注文しないと始まらない。ここでは「ニューヨークステーキSサイズ」を注文した。焼き方はミディアムレアで、ライスを頼んだ。ちなみに、ライスとパンは選択制だ。
また店内を見ていたら、あっという間にスープとサラダが出てきた。混んでいるはずなのに、なんという早さだろう。とりあえず、スープを飲んでみる。あれっ。何だろう。見た目がクリームシチューのようだが、違う。とても優しい味だ。結局、いくら飲んでも何のスープかわからなかった。
スープを飲み干すまえに、今度は本命のステーキとライスが出てきた。本当に早い。ミディアムレアなので、まだ血が表面に残っている。早速食べてみる。柔らかいという感じではないが、肉本来の味がする。とても噛み応えがあって、噛めば噛むほど味がする感じだ。きっと、本場のステーキはこうなんだろうと想像する。
付け合わせの玉ねぎとフライドポテトが、箸休めの代わりとしていい感じだ。ここでおもむろにライスを頂く。やっぱり白いご飯を食べると落ち着く。ステーキを食べていてもご飯を美味しいと思うところが、自分は日本人だとつくづく思う。
おっと忘れちゃいけない、サラダもあったんだ。サラダを食べると、何だか口の中もお腹の中もリセットされた感じになって、残りも美味しく食べられそうになるから不思議だ。
よし。ここからは遠慮なく食べるぞ。ステーキを中心にして、どんどん食べ進めていく。お腹も空いていたのか、あっという間に食べてしまった。
沖縄の人は、いつもこんなステーキを食べているのかと思うと、ズルい気がする
『ジャッキー ステーキハウス』
営業時間 AM11:00〜AM1:30
今回紹介したメニュー
「ニューヨークステーキ」
Sサイズ(200g) 1700円
Lサイズ(250g) 1900円
*税込み表示


