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今日の道典聖句#6でご紹介した聖句の後編です
ぜひ前編からご覧ください↓↓
では、本編へ~
(6)このことを天地神明が心配し
哀れに思って救済を志したが
何ら方策がなく
(7)九天にいる私に訴えてきた。
私はどうしてもこれを退けることができず、
この世に降りてくることになった。
(8)今、私は大きな災いを
小さな災いで防ぎ
造化仙境を開こうとしているのだ。
『道典』(韓日対訳) 2編13章6~8節
まず、(6)節から
「このこと」は、前編でお伝えした通り、
先天の相克の冤恨によって、宇宙が崩れ落ちる事態に面していることを指しますね。
それを天地間におられる神様方が哀れに思って
どうにか救いたいと思ったのですが、どうすることもできなかった。
そして、(7)節へ
神様方は、九天(九つ目の天)におられる
宇宙の主宰者・統治者の上帝様に
どうかこの哀れな者たちを救えるようにしてくださいと訴えました。
上帝様は、神たちの切なる訴えを聞いて、
地上に降りて来られました。
最後の(8)節、上帝様は、
人間世界が滅び、宇宙が崩れ落ちるというような
大難を、小難にして防ぎ
「造化仙境」を開こうと仰いました。
造化仙境とは秋開闢(後天開闢)を乗り越え、
神と人間が一つとなって建設する後天の文明世界の事です。
後天についてはこちらでもお話ししましたが
天国、龍華世界といった表現で聞いたという方もおられると思います
悲劇的な時運を迎えていた私たちを、
上帝様は、造化仙境へ進む救援の道を示してくださいました。
前後編に分かれてこの聖句を見てきましたが、
ここで伝えていること、
また甑山道が伝える「開闢」とは、
単なる終末論ではありません。
後天の世界、
そして上帝様が示してくださった救援の道については
また機会を設けてお話ししたいと思います
ここまで読んでくださり、ありがとうございました
気になることがありましたら、お気軽にコメントやメッセージいただければ嬉しいです