直りました。YAESU FT-655 | 闇から舞い降りた無線通信士の日記

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自然や趣味に関したネタを書いてみようと思っています。無線関係・クロダイ釣り・オオクワガタ(休止中)・里山散策・・・など。30年以上誰にも教えていないネタなども気が向けば書いてみます。


3月頃かと思っていたのですが、去年の年末頃にFT-655の動作が何かおかしい?と思っていたら音声が乗らなくなりSSBでは使えなくなり、FMでもAMでも変調が乗らないので使えなくなった。
どこか接触が悪いのか?と思っていたら普段は全く使わないRF AMP をONにすると感度が逆に下がる。ATTは問題なく正常に動作します。
実際の無線運用ではこの壊れた RF AMP をONの状態でベスト。感度がちょっと下がった方がこの無線機はまとも使えそうな感じです。

しばらく放置していたのですが、そろそろ直そうと思ったがめんどくさいと思いながら「アメリカのFT-650オタク」にジャンクの基板余っていないか?と聞いたらたくさん持っているとのこと。✨
一番汚い基板で良いから RF UNIT  と IF UNIT の2枚だけ安く売ってと頼んだら
「タダで送ってあげるから(^^)」と良い返事😁
「もし交換して直ったらお願いがある」と来た。なんだろうと思ったら

「FT-655 ホワイトブルーの CNTL UNIT とFT-655 Name Plate  シリアルプレート の要らないものがあったらちょうだい。」との事です(笑)
前に何台かバラした部品交換用の物があるので送ってあげようと思います。

今日到着してすぐに2枚の基板交換をしてみましたら「完璧すぎるほどに直りました(^^)」変調もバッチリのりますし、RF AMP も正常に動作します。

RF UNIT が完全調整されているのか28MHzのモービルアンテナで50MHz 50.027MHzの福島ビーコンが聞こえます。コレはビックリです。
私のでは50MHzのアンテナを繋いでやっと聞こえるか?でしたし、28MHzのアンテナでは全く聞こえませんでした。50MHzがかなり楽しくなりそうです。
メッキカバーを外して普通のカバー交換・地味な無線機に戻しました。

直ったFT-655. メーターとランプはFT-650の物なのでアンバーカラーです。
見た目は何でも良いんです。使えれば良いんです(^^)


私のFT-655は送信改造が出来ないように設定変更しています。
2つのボタンをHOLDしながらPOWER ON でも送信改造には絶対になりません。
↓この通りで送信改造をしても変な周波数で送信は出来ません。


コレが欲しいようです。(笑)
FT-650は 24/28/50MHz の文字が無いので新鮮なんでしょうねー



FT-655  FT-655S  のネームプレートとシリアルプレートのセットと簡単に交換出来るようにFT-655のフロント部分一式をお礼で送ってあげようと思います。
FT-655M は持っていないので送れませんが・・・

面白いですよねー。日本の人達はアンバーカラーのFT-650を欲しがるし、海外の連中は日本国内仕様のFT-655 ホワイトブルーカラーと10W機 FT-655S を欲しがります。

修理と言うよりはズボラな基板交換だけで簡単に直りました。
ただFT-655とFT-650のニコイチになってしまいました(笑)

それとTS-850SLの音に慣れたのでFT-655の音がかなり聞きにくいと感じます。
以前はそんな事は感じなかったのですが、キンキンと甲高く聞きにくい音です。

FT-655に RF GAIN をなぜ付けなかったのでしょうか?
FT-655って初心者モデル・入門機なので簡単操作のローコスト機というのは解りますが、RF GAIN ぐらいは最低でも付けて欲しかったと感じます。
耳が良いとみんなは言いますが、ノイズを増幅しているだけのS/Nの悪い無線機ですしサイドからのかぶりにも弱く抑圧を受ける無線機です。
私は常にATTをONにしたまま使っています。Sメーターの振りなんか無意味ですし、S/Nを良くして使う無線機だと思っています。
なんだかんだと不満がアリアリですがそれでも好きな無線機です(^^)