昨夜22:00過ぎに台所の窓でカシャカシャと擦れているような異音が時々聞こえるので、なんかいるのか??と思い静かに窓を開けて探してみたらサッシのレールの所に昆虫を発見!!
コクワガタの小さい♂でした。
1th.Jul.24, Yonwzawa,Yamagata Pref,
とでもラベルを付けたい所です。
6月1日に米沢市内で灯火に飛来して来るぐらいですから小国町ではオオクワガタが飛来しているはずです。
小国町よりも米沢市は標高が高く気温が数度低いので小国町よりも約2週間程度始まるのが遅いです。
灯火採集を長年経験している人ならお分かりかと思いますが、灯火で引いたクワガタなどの昆虫の多くはお腹を空かせています。
飛来する時に余分な水分を排出して飛来しますのである程度の距離を飛んで来ればお腹空かせている個体がほとんどです。
(発生木直線引きや至近距離から灯火に引いた個体はお腹を空かせていない物が多いです)
どの種のクワガタでも手に持てばすぐに解ります。(^^)
残り物で賞味期限の切れた越冬前に使う高栄養のゼリーが残っていたので与えてみました。
やっぱりかなりお腹を空かせていたようです(笑)
ゼリーに乗せたら速攻でなめて動かなくなりました。
昔、オオクワガタを灯火で採集していた時、オオクワガタの時合が来る迄に地面を見やすいようにホウキと塵取りで片付けるのですが、他のクワガタや昆虫を帰る迄の保管用段ボールにクワガタ類を入れて帰り際まで置いておくのですが、昆虫ゼリーを10個ぐらい入れておくとミヤマクワガタやノコギリクワガタ・アカアシクワガタやヒメオオが箱の中でゼリーをなめています。だいたい24:00で灯火を消してやめるので、後片付けと周辺の掃除を済ませて帰る時に箱の中に溜めていたクワガタや昆虫を林の中に放します。
もちろん、昆虫ゼリーの容器は全て拾ってして持ち帰ります。
コクワガタ・オオクワガタ・ヒメオオクワガタ・スジクワガタなどは採集した年に死ぬ事はまず無いです。オガコの水分とエサを切らさなければ簡単に冬越ししますし、経験上オオクワガタは5回越冬で6年生きましたし、コクワガタで3越冬で4年生きました。ブータンのミナミオオクワで4越冬で5年生きました。長生きさせるコツは越冬させる事です。エサの質も初夏と真夏・秋と気温が10度を切るようになったら越冬に十分な栄養のエサを与えてあげます。
今の皆さんの方が飼育の知識は豊富だと思います。
このコクワガタ・・・どうしよう。
余程劣悪な環境で育ったコクワガタだと思いますが、こんな市内でもコクワガタが今でも生息しているたくましさは凄いと思います。
まあ暫くエサを与えて飼ってみようと思います。
灯火採集季節が始まったなーとコクワガタを見て実感しました。私は今年も灯火採集は休業です。(^^)