先日、支部長のメーリングリストに
広島支部からの報告があがっていた。
6月末に、支部長交代をした、という。
近県なだけに、支部員もよく知っているし、
当然、前支部長も 新支部長も知っている。
前支部長が自分でいろいろしてしまう人間な
だけに、突然、彼が転勤などになってしまったら、
広島支部は弱ってしまう、と思っていた。
これからの人材育成も含めて、彼がいなくなって
もやっていける広島支部をつくるには、今年度に
決めるべきだと、私も考えていたので、実現した
ことを、本当にうれしく思った。
これまで支部長をしていた男は、
私の高校のクラスメートである。
彼は一つ先輩で
AFSでタイに留学し、同じ年、私はAFSで
米国の留学生をホストファミリーした。
そして、彼が帰国し、同じクラスになった。
彼とは、その前から親しくしていた。
勉強もよく出来て、信頼される先輩だった。
彼がタイ留学になり、帰りの電車で、タイ語の
本などをよく見せられた。「ここがちょっと伸びる
だけで違う文字になるんだよ・・・・・」とか
言っていたのを思い出す。
そして、彼が留学を満喫し、帰国してからは、
イベントの司会進行や支部のことなど、いろいろな
ことを任されるようになった。
それから約10年、転勤族の彼は、松江支部、
鳥取県支部、岡山支部、広島支部と、支部運営等々に
かかわり、発展に奔走した。
彼は仕事自体でも苦心していた。毎晩終電帰りで、
病院にも通っている。そんな仕事だけで大変なのに、
支部長――それも、平和学習などで全国から留学生が
くる広島支部の支部長となれば、仕事と両立してする
のは、本当に体力が必要である。何より、彼が広島転勤
する前は、疲弊していただけに、“再興”という役目も
彼には課せられた。
立派な方が新支部長になり、これからは彼には、少し
休んでもらいたい。
約10年のAFS活動をともに過ごしてきた私からすれば、
もう一つ願いがある。
彼は、支部運営やイベントの企画・進行などにかかわり、
イベントなどでも、支部員の方と関わる時間が多く、留学生
といても、目を配らなければならない気持ちから、心から
異文化体験できなかったのではないだろうか。
この機に、支部運営やイベントのことなどから離れて、
ゆっくりと留学生とすごしてもらいたい、と思う。
私のように、留学生とホタルをみにいったり、一緒に教室で
弁当を食うのは行き過ぎかもしれないが(自分で言うな!)、
この“日本”という国を、世界を感じてもらいたいと思う。
|