草を刈りに行ったら、神様に呼ばれてた話 | 七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

じっちちでございます♪播磨の田舎で週末農作業に励む50代のオジサン。人見知りなのに、記念スタンプ集めやお遍路さんにハマる不思議な性格。座右の銘は「七転び八起きで転んでばかり」。転がったままでいいじゃないかと思いながら、今日も元気にズッコケております。

えぇ、えぇ、皆さま!
ご機嫌いかがでしょうか?
じっちちでございます♪
♪( ´θ`)ノ

さてさて、ゴールデンウィークも終盤戦に突入した、ある朝のこと。

世間の皆さまが「どこ行こっか〜?」「どこも混んでるわ〜」などと、のほほんと過ごしてる中、
ワタクシじっちちは……
黄金週間農家♪♪
♪( ´θ`)ノ

いやもう、「農業モードON!」ですよ。
なにが「週末農家」だ、今回は「連日出勤農家」じゃ(笑)
f^_^;

で、今日のメインミッションは
『草刈り。』

まぁ、農家の永遠の宿敵ですよね、雑草は(笑)

そして、今日の相棒はおなじみ、
草刈り機1号(棒)!!
(※2号、3号はお休み中)



しかも今回の草刈りエリアが……
ワタクシの苦手エリアあせる

なんでかって?
それはねぇ……その場所の奥にねぇ……

ばぁ〜様、いらっしゃるの。

元・本家を守っていた
あの「ばぁ〜様」が……(汗)
Σ(゚д゚lll)



だいぶ認めてもらってはきてるんだけども、
やっぱりこう、背中に感じる圧がね、強いのよ。
「見られてる感」が……ガチなんすよ。
(@_@)

で、草をワシャワシャ刈って、そろそろ終わりかな〜って頃に、突如現れたのが……義母上様。

何やら、手にはノコギリ。
そして目線は……ばぁ〜様の立っている木。

いやいやいやいやいや!!
切るんすか!?
その木!?
あの“木”を切るんすか!?!?
(あくまでワタクシの中では“守護指定木”認定)
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

で、「あとちょっとなのよ〜、あの木の枝切るの代わって♪」と来たもんだ(汗)💦
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

いやいやいやいやいや!!(2回目)
ここでワタクシが切ったら、なんかこう、
“呪術的責任”発生しません!?
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

......と思いつつも、「え?マジで……?」と
ブツブツ言いながら、交代。
(ーー;)

そしたらね……
映像がね……
入ってきちゃったのよ
(~_~;)


ワタクシ、木の周囲をキョロキョロしながら、
奥様に聞く。

「ここさぁ……昔、祠とか……なかった?」
(??)

奥様、即行で義母上様にヒアリング。
そして戻ってきた答えが……!

「あったわよ〜。昔は氏神様を祀ってた祠が、この山の所にねぇ♪」
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

えぇぇぇぇぇ!?
やっぱりぃぃぃぃ!?(戦慄)
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

しかも、義父上様が亡くなられてからは、
手入れもできずに荒れ放題だと……。
(ーー;)

あぁぁぁ、なるほどねぇ……
そりゃ、奥様の血筋で、いろいろ“よろしくない事象”も起きますわな……と。
(ーー;)💦

.....ってことで、ワタクシ

祠があったであろう場所を探しに
「拍掌の印(祓い)」(はくしょうのいん)をして山の中に入って行きます。

因みに.......

「拍掌の印(祓い)」(はくしょうのいん)には種類がありましてねぇ、所謂、柏手(かしわで)と言われるものです♪


「痛いの♪痛いの♪飛んでいけぇ〜♪」のような、おまじない?程度の参考までに(笑)

(^◇^;)

山に入るときに柏手(かしわで)を3回打つ理由には、いくつかの意味合いがありますが、主に以下のような神道的・民間信仰的な意味が込められています。


【1】神様へのご挨拶・礼儀

山は神様(山の神・地主神・氏神など)が宿る場所とされており、柏手を打つことで

「これからお邪魔します」「どうかお護りください」

という意味の挨拶とお願いを込めます。


【2】場の清め・霊的な注意喚起

柏手の「パン!」という音には邪気を払う力があるとされ

山の中にいるかもしれない霊的な存在や、動物たちに対しても

「人間が入りますよ〜」という宣言になり、無用なトラブルを避ける効果があると信じられています。


【3】“3回”の意味

通常、神社では「2拝2拍手1拝」が正式ですが、山の場合は「3」は神の数・結界の意味があり、特に修験道や山岳信仰では「3度打つ」ことにより

天地人や身心魂を整える意味があるとされます。


【まとめると…】

柏手3回は、山の神様に敬意を表し、場を清め、安全を願うための伝統的な作法です。


......で、話を戻しまして(笑)


途中、バチバチ来る氣圧を感じながら、

たどり着いたのは......

氣の強い所を探しつつ、多分ここだよねぇっていう所の大木を見つけました♪
( ^ω^ )

確認のために義母上様に聞いたら……
「そうそう!そこそこ!昔はちゃんと祠と飾りもしてたのよ〜」
♪( ´θ`)ノ

ビンゴォォォ!!
(でも土砂崩れで消滅……)

それでも場所は合ってるようなので、
即席・参道作成♪


もうね、鎌とノコギリが祈祷道具に見えてきた。
「DIY式、令和の祠再生プロジェクト」発動♪

しかし、ここで悩むのが……
このあと、どうする問題。

もう一度祀る?
でも祀ったら後世まで維持管理が必要よね?
お稲荷さんみたいに「祀って放置」は一番あかんやつ。

代々面倒が見れないのなら御霊を、お返しすべき?
(??)

でも氏神様って、お返しするもの?
産神様だったら……それも違う気が……?

「え?詰んだ?」(笑)
(;´Д`A

まぁ、でも、今日ここに呼ばれたのは間違いないでしょうねぇ。

だってね、入り口にね――
井戸、あったんすよ。

つまり……
龍神様のご計画?


龍神さん、見てるしぃ〜笑笑

お見事な神計らい(スピリチュアル布石)笑


井戸から、祠があったであろう木の所までツバキの花が落ちていたからねぇ、多分、弁天さん(龍神)の「じっちち、あんたチョッと暇でしよぉ〜」
「掃除して行きなさいよ〜♪」とまぁ、そんなところでしょう(笑)
(//∇//)

草刈りから始まって、最終的に神事に至るという、そんな一日でございました♪

次回予告:「じっちち、神と契約す」
……かもしれません(笑)

今日も一日、皆様が心穏やかに過ごせますよう願っております♪

それでは、じっちちでしたぁ〜♪
(^o^)/〜♪♪