「紅葉シーズン、ちょいフライング!月参りのお寺で秋をひと足お先に堪能」 | 七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

七転び八起き?転んでばかりの私は傷だらけ

じっちちでございます♪播磨の田舎で週末農作業に励む50代のオジサン。人見知りなのに、記念スタンプ集めやお遍路さんにハマる不思議な性格。座右の銘は「七転び八起きで転んでばかり」。転がったままでいいじゃないかと思いながら、今日も元気にズッコケております。

いつも読んでいただき

ありがとうございます

じっちちでぇございます

m(_ _)m


久しぶりにやってきた貴重な日曜日♪

最近は、なかなか休みが取れないもので、せっかくならと毎月お参りしている修験道のお寺へ少し早いですが紅葉狩りを兼ねて行ってきました。

(^o^)/♪


秋が深まるこの時期ですが

紅葉もちらほらと色づき始めている所もあり

青紅葉と赤紅葉とのコラボにほっこり。

(^。^)



このお寺、山の谷間にひっそりと佇んでいて、修験道の歴史を感じさせる厳かな雰囲気が漂っているんです。



普段は静寂に包まれていて、ただ山の木々が風に揺れる音が響く感じ。

(〃ω〃)


いつもは早朝の参拝が多いんですが、今日は少しゆっくりと、秋晴れを楽しみながら歩いてみることにしました。


時々、境内にカサカサと音を立ててドングリが落ちてきます、その音を聞きながら歩いていると、まるで自然に抱かれているような気持ちに。ここでは、時間の流れがまるで違うように感じますね。



仕事の忙しさから離れ、いつものように手を合わせると、心が静かになっていくのを感じました。忙しい日々の中で忘れがちな「感謝」や「祈り」、こうして月参りの時間を作ることで自分の氣を整えられるような気がします。


・・で、簡単にここのお寺の説明をしますね♪

d(^_^o)


ここは大化元年に創建されて以来、最盛期の平安時代には広大な寺領に堂舎が百三十余があったと伝えられています。


その後伽藍は戦火や金堂からの出火により全焼したとか・・・


境内にある⚪︎⚪︎明神社本殿は寛永末期から正保初年にかけて建立された建物で重要文化財です。この小さな神社は「こけら葦屋根」なのですが・・



前回の解体修理より三十九年を経過してこけら葦は全面的に痛みが激しくなり今年夏ぐらいから屋根葦替及び部分修理の保存修理工事に着手しています。



古い神社仏閣には神社と寺が同じ敷地にありますが調べてみると・・・


日本に仏教が伝わったのは約1500年前、インドからアジアを経由してやってきたと言われています。日本にはすでに「神道」が根付いていたため、最初は宗教間の争いがありました。「蘇我氏と物部氏の戦い」はその代表例で、仏教を広めたい蘇我氏と神道を重んじる物部氏が対立。結果、仏教を推す蘇我氏が勝利を収めました。


日本は他国のように一方を排除するのではなく、「どちらも共存させよう」という柔軟な考え方を取りました。蘇我氏は仏教を広める中で、土地の神様への敬意を示し、寺を建てる際には神社も一緒に建てていきました。これが今でも神社とお寺が一緒に見られる場所の始まりだと言われています。


・・・で、その重要文化財の大明神様の「こけら葦屋根」を修繕するのに何回目かは忘れましたが、お小遣いに余裕がある時には修繕費(一口  千円〜)を納めさせていただいております♪



本格的な紅葉シーズンはもう少し先かもしれませんが、少し早めの紅葉狩りもいいものですね。山の澄んだ空気と、少し色づいた木々に心から癒された一日でした。

m(_ _)m