19日の金曜日…、四十回目の誕生日を迎えました。
二十代に比べると、三十代は色々な軌道修正や試行錯誤の連続でした。離婚から再婚、親の死と娘の誕生、若い頃と比べ明らかに身体が言うことをきかなくなっているのを感じながら、忙しく過ごす毎日でした。
そんな中、三十代前半で始め、三十代半ばで止めた「釣り」を、三十代後半でまた再開するとは思いもしませんでした…。
さて、今週末は仕事で岐阜は中津川まで行く為、釣りには行く時間がとれません(T_T)
ここんとこそれを励みに日々仕事を頑張っているので、非常に残念…。
金曜日、珍しく昼で仕事が終わり、帰宅したところに妹からおめでとうメールが着て、誕生日だった事に気付く。
あぁそうだった、今日から四十じゃん、で、今日はどうやって過ごそうか?
明日は都内をAM10:00に出りゃ間に合うから、それまで、好きな事をしよう…。嫁と娘っ子はまだ帰って来ていないし…。
嫁とは一昨日から大喧嘩中につき、口もきいていないし、顔も見たくない。でもって好きな事をすると言えば…………………、
行きますかアジング!! 参りましょう外房!?
家を出たのが16:00過ぎ、目的地勝浦市内の港に着いたのが18:30をまわったくらい。ちょうど満潮から下げにはいったところ!
着いてみると、想像した以上に海は荒れている…まだ台風の影響が残っているようだ。
これではお目当てのテトラには到底、乗れっこない。波はテトラで砕け、堤防を越えて港内側にも飛沫が降ってくる。
勢いで来ちまったものの、どうすっかなぁ?
基本、自分はテトラーなんたが、滅多にやった事無い常夜灯下の堤防から投げてみる。
こんなリスクの少ない、安牌な場所だと釣れる気がしないんだよなぁ…、と一投目から、
いきなり釣れてちょっとびっくり!
その後も、群れの回ってくるタイミングに左右されるものの、わりと釣れる…、釣れるじゃないか、堤防も!
こんばんは!
こんな港の再奥にも鯵の群れが回って来てるとは思いもしなかった…。
常夜灯下、中潮の満潮から下げ、港外荒れ気味、っていうベストな条件が重なったのもあるかも?
これくらいのサイズ。
おいっす!
ダイワの鏃0.9g改にて。
堤防だといつものような鉄火場の雰囲気では無く、ロッド2本とリグをとっかえひっかえして色々試してみた。
そして21:30過ぎ、まだまだ釣れそうだったけど納竿、撤収、帰宅。何故なら釣った鯵をどうにかしないと…、今日は実家戻りじゃないし、明日朝から地方だし…。
山道抜けてアクアライン、自宅着が24:00まわったくらい。
往復5時間、実釣時間3時間、走った距離は、
やるなぁ…、やるじゃないか、俺。だって四十ですから!迷わない、惑わない、不惑の四十!
帰宅して風呂場で今晩の釣果を並べて…、
そして真夜中、独りで鯵を捌く…。
眠気と戦いながらのこの作業が、実に辛かった。刺身の三分の一をタレを作って漬けに、何匹かの鯵をフライ用に背開きにして冷凍庫に。
それが終わったら、ロッド、リール、クーラー等タックル一式を洗浄、全てを終わらせて布団に潜り込んだら4:00を過ぎていた…。
朝方、先に起きてきた嫁に、「刺身の半分を、焼いて身をほぐして鯵丼にしてくれ」と布団の中、夢うつつに指示を出す。
しかし、9時過ぎに起きてみると、指示がうまく伝わって無かったのか、焼き鯵丼では無く、鯵の炊き込み御飯に…。
しかし、これがまた絶好調に美味い!
暫く生か、揚げた鯵しか食べて無かったけど、焼いた鯵、旨いなぁ…。
当然娘っ子も、
自らスプーンで、舌鼓!!
そして自分も慌ただしく御飯をかっ込み、岐阜へ出発…。
鯵は今が旬?釣れてくる鯵も、小さいヤツも身が肉厚なのが多かったし、包丁に脂がまわってなかなか切り難くかった。
鯵の炊き込み御飯…焼いた鯵の身をほぐし、お米、水、昆布、醤油と味醂少々と一緒に炊飯器に入れ、スイッチオン!お好みで人参や筍なんて入れたら美味しそう。
是非!!