歴史的名作≪美味しんぼ≫を理解できないとある愚人のバカ発言 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 国民的料理漫画≪美味しんぼ≫。私は星の数ほどの漫画を読んできたが、1話1話の重みという点においては≪美味しんぼ≫こそ史上ナンバーワンといっていいかもしれない。

 

 
 1冊にだいたい9話ほど収録されているのだが、1話1話の内容があまりに深く重いので、1日2話くらいのペースで読み続けても充分なくらいなのである。そしてその日に読んだ≪美味しんぼ≫の話の感動を胸に漂わせながら1日を過ごしていくのだ。こんな漫画はあとにも先にもおそらく≪美味しんぼ≫だけだと思われる。

 

 
 そんな超傑作漫画≪美味しんぼ≫を侮辱する発言をとあるサイトで見かけたことがある。その侮辱発言とはこのようなものだった。

 

 
 「≪美味しんぼ≫はだらだらと長期連載していた頃からきらいだった」

 

 
 ━━たしかに≪美味しんぼ≫は全100巻近くにのぼる長大なシリーズではあるが、『だらだらと長く連載していた』という表現は完全にまちがいである。

 

 
 “だらだらと長く連載していた”という言葉が当てはまるのは、内容がうすっぺらくマンネリな質の低い作品だ。しかし≪美味しんぼ≫とは前述したように、1話1話が壮大なドラマの極めて質の高い漫画なのである。『内容のない話ばかりをなにをだらだらと長く連載しているのだろうか……?』━━といった中傷、侮辱、疑問の言葉は微塵も当てはまらない。

 

 
 非凡な芸術の魅力がわからない眼識0のバカに、歴史的傑作≪美味しんぼ≫を語ってもらいたくない。

 

 

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