世界最大級の大地震となった東日本大地震。大打撃を受けた日本に対して世界中から莫大な支援が届けられ、その中には募金という形での支援も含まれていた。
その募金による支援をおこなった人たちの中には有名人が多数おり、メジャーリーガーのイチローや松坂大輔、ハリウッドスターのトム・クルーズといった名前が見られる。そのほかにも世界中の無数のミュージシャンたちがチャリティーコンサートをおこなったりして、それで集まったお金を全額日本に募金したりする行動がとられるのだろう。
わたくしメシアはそうした著名人たちの寄付活動を目にするたびにへどが出る。あまりの臭すぎる偽善活動にむなくそ頭にきてしまう。
なになに？某スポーツ選手が１億円寄付してくれた？某有名俳優が５億円寄付してくれた？某有名ロックスターが１０億円寄付してくれた？だからどうしたというのだろうか？
被災者の人たちが食べる米をつくるのは金ではなくお百姓さんたちである。
被災者の人たちの体をあたためる毛布をつくるのは金ではなく毛布職人たちである。
被災者の人たちの飲み水を確保するのは金ではなく水道関係の仕事の人たちである。
被災者たちの人たちの怪我や病気を治すのは金ではなく医学者たちである。
どこのどんな金持ち有名人の寄付などクソの役にも立ちはしないのだ。
私は━━≪メシアが教えます━━天災による被災者たちの新救済法≫
━━という記事の中で“被災者用マンション”という案を打ち出した。それを実現させるには貨幣経済を崩壊させるだけでいいのだ。たったのそれだけで天災による被災者が１００万人出ようと１０００万人出ようと、ひとり残らず全員衣食住に困らない何不自由のない生活に戻ることができるのである。
しかし、貨幣経済がない世界において松坂大輔のようなプロ野球選手や、トム・クルーズのようなハリウッドスターなどの“娯楽職業”の人間たちは、平均を大きく下回る最低レベルの暮らしをおくってもらうことになる。詳細は━━
≪世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観その⑧≫
━━を読んで確認してもらいたい。
世界中の億万長者スターたちが今回の東日本大震災の復興のために多額の寄付をしたらしいが、彼らは貨幣経済がある世界、つまり被災者たちを救済する“被災者用マンション”が実現できない現在の世界のままのほうが都合がいいのである。貨幣経済が崩壊したら豪邸にも高級車にも指一本触れられない暮らしをおくることになってしまう。そのため天災による被災者がどれだけ悲惨な生活をおくることになろうと、自分たちさえ豪華な生活をおくれればそのままのほうがいいのだ。これが世の億万長者スターたちの本性なのである。
間近に迫ってきたアセンション。それを阻止するべく私の命を狙い出す億万長者スターは無数に出てくると思われる。現在の甘い汁を吸いまくれる生活を手離したくないからだ。そんな連中が愛にあふれた善人面で『震災にあった日本の復興にこのお金を使ってください』と寄付を送っているのである……。
東日本大震災によって出た被災者の人たちは、明日もあさってもそのまた次の日も、延々と延々と衣食住やプライバシーの守られない環境で生活していくことになる。一方で億万長者スターたちは豪邸と高級車と豪華な食事に囲まれた生活を延々とおくり続けるのだ。“世の中にあってもなくてもどうでもいい職業”の人間の分際で。
そんな彼らが日本の被災者救援目的とやらのために募金をしているのだ。これぞ究極の偽善行為である。本当にへどが出る。