先日、東日本大震災による被害を心配してくれた知人ブロガーのAさん(仮名)から次のようなメールが送られてきた。
「メシアさんはお体、大丈夫ですか?健康に気をつけて無理せずがんばってください」
これに対して私はジョークっぽい感じでこう返信した。
「私は無事です。なにせメシアの私の体は神秘のエネルギーによって守られていますから(笑)」
翌日、この私のメールに対して次のような返信が届けられた。
「その神秘のエネルギーを被災者の人たちのために使ってください」
……この言葉、Aさんは特に意識していないのかもしれないが、激昂せざるをえないたいへん失礼な言葉である。
『その神秘のエネルギーを被災者のために使ってください』━━そのいい方では私が被災者のためになにもやっていないみたいではないか。
Aさんが私にメールを寄こしたのは、私が━━
━━という記事を公開してからのことだった。私はその記事の中で“被災者用マンション”という奇跡の案を打ち出している。世界中の政治家たちがその案を受け入れて実行に移しさえすれば、大げさないい方ではなく東日本大震災によるすべての被災者が本当に一夜のうちに救われるのだ。よって私はメシアとしての使命をしっかりと果たしていたといっていいはずである。
また、≪東日本大震災~メシアの私にできること~≫
という記事の中にも私はこう書いた。『私はメシアではあるが超能力者ではない。被災者を救う現実的な革新的手段をはじき出すのが私の使命である』と。Aさんは私の読者なのでぜったい読んでいるはずである。それだというのに『神秘のエネルギー(超能力)を被災者のために使ってください』とはどういうことなのだろうか……?
もしもAさんが私の読者でなかったなら、もしも私が“被災者用マンション”などの案を打ち出していなかったのなら、Aさんの意見も多少は筋のとおるものになるかもしれない。しかしAさんは私の読者な上、私はAさんからメールがくる前に被災者を救済する究極の方法を世に公開していた。それにもかかわらず私が被災者のためになにもやっていない、被災者を救う能力がまるでないかのような言葉を浴びせられたので怒りが爆発を起こしてしまった。