なぜ、私はこの仕事をしているのか | 自分を取り戻すためのファスティングという選択

自分を取り戻すためのファスティングという選択

ファスティング指導歴14年。食・体・心を切り離さず整える視点で、無理なく健やかに生きるヒントを発信。100歳まで動ける身体づくりと心の整え方もお伝えしています。

私は、小さい頃、
とてもおとなしい子どもでした。


無口で、引っ込み思案。


人前で話すのも苦手でした。


なぜかというと、
発作が起きていることが多く、
呼吸が苦しくて話せなかったからです。


私は、生後1歳で小児喘息になり、
小学校5年生の夏から中学1年の終わりまで、
2年半もの間、入院生活を送っていました。


私のアルバムには、
発作を起こしている写真ばかりが残っています。


そこには母の字で、
こんな言葉が書かれていました。

「この日、調子悪い」


その頃の、普通の子どもたちの夢は、
野球選手やサッカー選手、
歌手や先生かもしれません。


でも、当時の私の夢は、
たったひとつでした。


「健康になること」


入院生活の中で、
友人が病気で亡くなる姿も見てきました。


健康は当たり前ではない。


それを、子どもの頃から知っていたのです。


その後、
野球、剣道、水泳、スキー、
ダイビング、空手…。


健康を求めて、
さまざまなスポーツに取り組みました。


けれど、
喘息は完全には治らず、
40歳を過ぎても発作が続いていました。


医師からは、
「一生付き合っていく病気です」
と言われました。


でも私は、
心のどこかで思っていました。


「人間は本来、
薬がなければ生きられない存在なのか?」


そんなとき、
ファスティングと出会いました。


食を整え、
体の中をリセットし、
本来の力を取り戻す。


その実践を続けていくうちに、
長年悩まされていた発作が
出なくなっていったのです。


半年続いた頭痛も、
いつの間にか消えていました。


「体は、食べたものでできている」


この当たり前の事実を、
身をもって知りました。


そして思ったのです。


今度は自分が、
この大切なことを伝える側になろう、と。


それが、
私がこの仕事をしている理由です。


これまで多くの方に
ファスティングをお伝えしてきましたが、

その方の後ろには、
家族がいます。


子ども、パートナー、両親。


食卓の選択は、
家族みんなの未来をつくります。


だからこそ私は、

「体は、自分で取り戻せる」

ということを、
これからも伝えていきたいと思っています。




この日の写真、実は発作の最中です。