光を信じて、一歩踏み出した瞬間
まだ完全に良くなったわけじゃない。
不安が消えたわけでもない。
でも、あの日。
確かに「一歩」を踏み出した。
それは、大きな決断じゃありません。
人生が変わるような派手な行動でもない。
ただ、
「この体の声を、ちゃんと聞いてみよう」
そう思えた瞬間でした。
今までの自分は、
我慢することが当たり前で、
無理をすることが普通で、
多少の不調は見て見ぬふりをしてきました。
でもその日は違った。
怖さはありました。
本当に変わるのか、分からなかった。
期待して、また裏切られるのが嫌だった。
それでも――
あの“わずかな光”を、疑いきれなかった。
「もしかしたら」
「今度こそ」
そんな小さな希望を、手放さずにいようと思った。
その一歩は、
誰かに褒められるようなものでもなく、
周りから見れば、気づかれもしない一歩。
でも、
自分の人生にとっては、確かに方向を変えた一歩でした。
光を信じる、というのは
「うまくいくと確信すること」じゃない。
不安があっても、
完全じゃなくても、
それでも前に足を出してみること。
今振り返って思うのは、
回復の始まりは
体が変わった瞬間じゃなかった。
自分を信じ直した瞬間だった。
もし今、
あなたが迷っているなら。
大丈夫。
その一歩は、小さくていい。
光は、
信じた人から先に、近づいてくる。
ほんの一歩。でも、確かに進んだ日。
