病気を経験して変わった価値観 | 自分を取り戻すためのファスティングという選択

自分を取り戻すためのファスティングという選択

ファスティング指導歴14年。食・体・心を切り離さず整える視点で、無理なく健やかに生きるヒントを発信。100歳まで動ける身体づくりと心の整え方もお伝えしています。

生まれてまもなく、喘息になりました。

それから45歳まで、喘息は「治らないもの」として、ずっと人生のそばにありました。


発作が起きないように気をつけること。

無理をしないこと。

薬と上手につき合うこと。


それが当たり前で、

「治す」という発想自体、正直ほとんどありませんでした。




いつの頃からか、

健康とは「悪くならないように管理するもの」

そんな価値観が、無意識に根づいていたように思います。


だから体に不調があっても、

「仕方がない」

「年齢のせい」

「体質だから」

そうやって折り合いをつけてきました。




45歳のとき、

ファスティングを通して、初めて自分の体と深く向き合う経験をしました。


何かを足すのではなく、

一度、余計なものを手放す。

体の声を、静かに聞く。


そのプロセスの中で、

体が本来持っている力に、初めて意識が向いたのです。




その体験は、

「健康」に対する考え方だけでなく、

生き方そのものを変えました。


体は、ただ管理する対象ではない。

抑え込むものでも、我慢させるものでもない。


ちゃんと向き合えば、応えてくれる存在。


そう思えるようになったことが、

私にとって一番大きな変化でした。




長年抱えてきた喘息が、

結果的に完治という形で手放せたことも、

もちろん大きな出来事です。


でもそれ以上に、


「体は信じていい」

「人は変われる」


そう思えるようになった価値観の変化こそが、

今の私の土台になっています。




この経験があったからこそ、

今は結果だけを見るのではなく、

その人の背景や、体の状態、心の声を大切にしたいと思うようになりました。


病気は、敵ではなかった。

生き方を見直すための、大切なサインだったのだと、

今ならそう思えます。