10月24日

確かこの日よく晴れてて暑かったような記憶がある

新宿シアターミラクルにて


【安達健太郎と役者が漫才とトークするLIVE】へ






今回はお目当ての役者さん以外にも
過去に舞台や映画でみた役者さんが何人もいて
嬉しい限り(*^^*)


約90分のステージ


タイトル通り
安達さんと役者さんが漫才をするイベント
過去何回かやってるのは知ってたけど
初参加!!
安達さんのコントステージは何度か拝見したことあります


今回のメンバーは

船岡咲
山形匠
岡田彩花
緒方夏生
松原怜香
東出薫
藤本悠輔
花浦壮



(敬称略)


お目当ては、あやかんぬこと岡田彩花さん

船岡咲さんは何度か舞台で拝見
緒方夏生さんも『覗き男女』で拝見しており
東出薫さんは、映画『to…』のクラファンの上映会での登壇で拝見してました!!


漫才なんで、色んなパターンの笑いがあって
普段見ない役者さんの姿が新鮮で
めちゃくちゃ緊張してたみたい
台詞はあっても、演技とは別物だし
間が違うでしょうしね


元カナリアの安達さん
やっぱり芸人さんの話術はすごいよね

全部で3ステあったので、ネタはシャッフルされてやると思われる


笑ってると時間はあっという間だ⏰

終演後、少しだけ演者さんと面会できて
あやかんぬと話すことが出来ました。

あやかんぬと話してる後ろで、緒方さんも話されてて
面会終わって帰りがけに面識はなかったけど
話しかけて、少しだけ話させて頂きました


あやかんぬ、船岡咲さん、緒方夏生さん
皆さん
自分の推しの〖水野奈月〗さんの共演者繋がりでした。
あやかんぬとは、どこからか覚えてないけど
たぶん学生の頃、撮影会関連で出てたか
ミスコン繋がりかで、Twitterの相互フォローしてて
舞台で実際に拝見して、ご挨拶した時から
舞台など観に行く女優さんとなりました!

美人なのに、めっちゃ気さくに話してくれる
素敵女子😍
女優、リポーター、バラエティなど様々な分野で活躍されてて
ここ最近は、コンスタントに舞台出演が続いております

今週こけら落とし公演が、コロナで中止になってしまったのは残念

来月末の舞台は、順調に公演出来るといいなと願っております🙏















ダブルヘッダーのもう1本は


【彼女はひとり】






こちらの作品も予告みて、面白そうな内容だなって思い、舞台挨拶の日に!!

10代の思春期の微妙な心の内を垣間見た感じ
自分が見るからには、普通の青春恋愛映画なんて見ない(笑)
えげつない人間関係や脅迫など
重々しくて
『あー面白かった』では終わらない
モヤっと、ドスっと
心の中に残る、ボディブローのように効いてくるじゃないか


戸田澄子……福永朱梨
勝沼秀明……金井浩人
波多野牧子……美知枝
聡子……中村優里
戸田薫……三坂知絵子
橋本隼人……櫻井保幸
菱川茜……榮林桃伽
矢野瑞樹……堀春菜
浜口……田中一平
戸田隆……山中アラタ


中川奈月監督

(敬称略)

(あらすじ)
高校生の澄子はある日橋から身を投げた。
しかし、死ねずに生還する。
父は引っ越そうと言うが自分の意思で残ることを選び、1年留年して学校に戻ってきた澄子は、同級生となった幼馴染の秀明を執拗に脅迫し始める。
身を投げる原因を作ったのは秀明であり、秀明が教師である波多野と密かに交際していると言う秘密を握っていたのだった。
その行為は日々エスカレートしていくが、そこには過去の出来事、そして澄子の家族に関わる、もうひとりの幼馴染・聡子の幻影があった…

死の渕から舞い戻った澄子。教師との関係を隠す秀明
そしてある少女の幻影が彼らを狂わせる…



この日の登壇者は

中川奈月監督
福永朱梨さん
中村優里さん
美知枝さん
山中アラタさん






役の時とは雰囲気違いますね(そりゃそうたにやり
面白いのは、この作品が立教大学大学院の修了制作として作られたということ
監督やクリエイターなど、若い時から
明確なビジョンや思考があり、創作していくって本当にすごいと思う
0➞1に出来る人って尊敬だわ
この作品、幽霊出てくるからホラー作品👻ってわけでもない
そこには人間ドラマがあり
短編ながらも濃い作品となっている
予告で流れてた階段でのシーンで、この映画を見たくなって、実際本編を見ると
福永さんの演技のすごさを目の当たりにした!
眼力であり、内から出る空気感
澄子の繊細さや怖さが伝わってきた

何回かみて反芻するのがよい作品だと思う

9月公開のみたい映画にも
福永朱梨さん出演されてるので、また違う一面を見せてくれることだろうと今から期待している

10月23日は、ダブルヘッダー!


もう慣れたもんで、1日2本ぐらいは何でもない当たり前になったわけで


4本だと、さすがに最後疲れてるけど

見る順番で、疲れ度合いも変わってくるので

スケジューリングも大切ウインク



好きな女優さん主演



【ひらいて】






山田杏奈さんの演技好きなんですよね
その眼力の強さや
当たり前だけど、その役にちゃんとなってる
たまに、どの役やっても同じだなって役者さんもいるわけで。

原作が
綿矢りささんの【ひらいて】

監督が、首藤凜監督
まだ若い女性監督で、〖21世紀の女の子〗というオムニバス映画で知った監督さん


木村愛……山田杏奈
西村たとえ……作間龍斗
新藤美雪……芋生 悠

竹内ミカ……鈴木美羽
多田 健……田中偉登
岡野屋……山本浩司
守屋……木下あかり
藤谷……河井青葉

木村頼子……板谷由夏
新藤 泉……田中美佐子
西村 崇……萩原聖人


(敬称略)


(あらすじ)
高校3年生の木村愛は、成績もよく活発でかわいい人気者。たまにちょっと悪い遊びもするけれど、このまま成績をキープすれば大学の推薦は確実だ。
そんな愛が密かに想いを寄せるのが、同じクラスの成績優秀だが物静かな西村たとえ。
クラスメートから『勉強を教えて』と頼まれへば、男女問わず感じよく教えるし、決して暗いわけでもいじめられてるわけでもない。
だが意図的に存在感を消しているようにも見える。どこか謎めいたたとえに、愛は日に日に恋心を募らせていた。

たとえに比べたら明らかに愛に気がある多田も、その多田をわかりやすく狙っているミカも、愛には内心どうでもよかった。
なんとかたとえを振り向かせたい。一見地味なたとえの魅力は、自分だけが見つけたものだと信じていた。

ある日、校内で隠れるように"手紙”を真剣に読むたとえを発見した愛。
愛に気づき慌てて手紙を机の中に隠したたとえを見て、愛の胸にひとつの疑念が沸きあがる
たとえと他愛ない会話を交わしながらも、どうしてもその疑念をぬぐいきれない愛は、多田たちの〖夜の学校に忍び込む〗という子供じみた誘いに乗る。
『忘れ物をした』と嘘をつき、友達の集団から離脱する愛。一歩間違えば落下して大けがをしかねない危険を冒してまで、愛は"たとえの手紙を盗み出したい”という欲求に逆らえない。
命がけで手に入れた手紙の主は、糖尿病を患う同級生の新藤美雪。
美雪は、たとえの"秘密の恋人”だった。校内では全くそんな素振りを見せない地味な二人の交際に衝撃を受けながらも、再び一人で夜の学校に忍び込み、別の手紙を盗み、むさぼるように読んでいく愛。
たとえへの想いを隠したまま友達のいない美雪に近づき、急速に親しくなっていく愛。
たとえが恋人だということを照れながらも告白する美雪に、愛のなかで狂暴な恋心がはじけ飛ぶ。
以前、激しい運動中に倒れてしまった美雪にジュースを口移しで飲ませたことがあった愛は、その口移しが美雪のファーストキスと知り
『ちゃんとやり直そうか』と強引に美雪の唇を奪うのだった。

後日、文化祭の準備でたとえと教室で二人きりになった愛は、たとえと美雪が付き合っているのを知っていると明かしたうえで、勇気を出して告白する。
だが返ってきたたとえの言葉は、愛の心を深くえぐるものだった。
3人のいびつに歪んだ三角関係の行方は、予想もしない方向に向かっていく……


この3人の距離感がまたいい❗
たとえ役のジャニーズJr.のHiHi Jetsの作間龍斗さんは、ほぼ初演技ということにビックリ
落ち着いた雰囲気の物静かなたとえ役にピッタリ
芋生さんの美雪も、清楚で大人しい感じで
目立たないけど美人という
山田杏奈さん演じる愛は、いわゆる一軍女子でしょうね。
モテてきただろうし、このフラれ方が
壊れていく要因なんだろう
自分の想いに応えてくれない→その彼女と関係を持とうという方向性がすごい
夜の学校での行動力から見ると、思い立ったら
行動を抑制しないタイプ
可愛いし優等生だけど、内面とのバランスが崩れていく様の描き方や演技は必見
こういう個性的な役をやらせたら、すごく魅力的な女の子になります
普通の男の子なら、愛にいっちゃいそうですがチュー

愛と美雪のベッドシーンやキスシーンはドキドキ💓
綺麗な二人だからこそ、映像も美しい
その時のお互いの感情の違いも興味深いところ

山田杏奈さんのインタビューで
『私は彼女が嫌いですが、彼女を愛さずにはいられませんでした』
『だんだんわかってくると、すごく弱いんで、周りを固めて無理やり道を作っていたんだと思えます。私と通じる部分がけっこうあった』など色々と話されてました



愛目線で進行していく物語で、原作と映画は
ちょっと違うっていうのが、いいですよね
本では想像でイマジネーションが膨らむ世界
映画は映像だからこそ、わかりやすい部分とどう表現するかで印象が変わってしまう
原作があるものは、そのイメージあるから
映像化の難しさもあると思いますね

首藤監督は、学生の頃から
〖ひらいて〗を映像化したいと脚本など作っていて、綿矢りさともコンタクトを取っていたほど、この作品には思い入れの強さがあったと!
これからの監督作品もめっちゃ楽しみキラキラ
商業映画は、初監督だったということでした


主題歌の大森靖子さんの〖ひらいて〗

〖恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい さいあく〗から歌い出しが印象ルンルン
ポップでありながら、歌詞を見ると
愛が頭の中に浮かんでくるようでした



山田杏奈さんは、まだ生で見たことない
舞台挨拶もハズレまくり

でも、今年初舞台の公演に申し込んだので
当たるといいな照れ











10月後半も映画に行くことが多かった

予告みて面白そうと思った作品


【燃えよ剣】






原作は、司馬遼太郎〖燃えよ剣〗


土方歳三を主軸に物語が構成されている
共演者は、豪華な面々が名を連ねている
開国か倒幕に揺れる幕末
武州多摩で育った土方歳三
新撰組から五稜郭までの生き様を描いている
アクションシーンも見応えがあって👍
鈴木亮平さんが、近藤勇
山田涼介さんが、沖田総司
そして、岡田准一さんが、土方歳三

実際の写真からのイメージも遠くない感じ
近藤勇は、ちょっとカッコよすぎかもしれないけど
イメージはあるね!
沖田総司は、美少年的に伝わるけど
実際に写真ないのでわかんないよね。昔、テレビ番組で再現した顔は、端正な顔立ちだったけど

源義経なんかも、男前の方が演じるけど
実際はそうじゃないらしいし。まぁフィクションですから(笑)

土方歳三……岡田准一
お雪……柴咲コウ
近藤勇……鈴木亮平
沖田総司……山田涼介
芹沢鴨……伊藤英明

松平容保……尾上右近
徳川慶喜……山田裕貴
藤堂平助……金田 哲
斎藤一……松平洸平
山﨑進烝……村本大輔
永倉新八……谷田 歩
山南敬助……安井順平
岡田以蔵……村上虹郎
清河八郎……高嶋政宏
本田覚庵……市村正親
丸十店主……柄本明

久坂玄瑞……石田佳央
桂小五郎……淵上泰史
大沢逸平……マギー
伊東甲子太郎……吉原光夫
佐藤のぶ……坂井真紀


監督……原田眞人

(敬称略)

(あらすじ)
江戸時代末期。
黒船が来航し開国を要求し、幕府は日米和親条約を締結。
だが、この判断をめぐり、日本は不安に揺れていた。混乱する幕府を力強く支えようとする佐幕派と、尊王攘夷を唱えて天皇を中心に新政権を目指す倒幕派が対立した激動の時代

武州多摩。田舎の百姓の子で"バラガキ”と呼ばれていた土方歳三は、武術の才をもち、天然理心流の道場『試衛館』に入門。
同郷の近藤勇や沖田総司らと共に剣の腕を磨いていた。

一方、江戸では開国を断行した井伊直弼が、桜田門外で暗殺され、倒幕派による攘夷運動が各地で激化していた。治安維持のため会津藩主・松平容保が京都守護職に任命され、過激浪士の悪行がはびこる京都の市中警護のため浪士を募集していると聞きつけた土方達は、『武士になりたい』という熱い夢を胸に、京へ向かう。
会津藩の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁した〖新選組〗を結成。
土方が厳しい局中法度を定めて類まれな手腕で組織を統率、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍で地位を築いていく。
そんななか、土方は闇討ちで傷を負い、江戸生まれの女・お雪と運命的な出会いを果たし惹かれあう
長州・土佐藩などによる倒幕作戦を未然に潰した池田屋事件により、世にその名を轟かした新選組。
しかし、薩長同盟の成立によって時流は一気に倒幕へと傾く中、新撰組隊内にも尊王派らの不満分子が生まれ、決して一枚岩とはいかなかった。
ついに、時の将軍・慶喜が大政奉還を宣言、幕府は事実上崩壊する。失意の中、新選組ら旧幕府軍は、鳥羽伏見の戦いで奮戦するも総崩れに。
近藤は剣が握れなくなる重傷を負い、沖田も病に倒れる。
『最後の一人になってもやるだけだ』
固い絆で結ばれた同志やお雪との別れを決意した土方は、江戸、会津、さらには北へと行軍し、蝦夷地・五稜郭へと辿り着く




やっぱり岡田准一さんの佇まいが、もう土方歳三なわですよね
画になるとはこのこと。
刀を使った殺陣は迫力あり
芹沢鴨とのシーンや池田屋事件での緊張感あふれるシーンは見応えがあるとは
逆に、お雪とのシーンはほっこりする感じで
お雪は、実在の人物ではなく映画オリジナルの人物
お雪とのシーンがあることで、土方の違う顔も垣間見えて、人物像により深みを与えたと思ってる

照明に関してもリアルさを追求していて、その当時の光などを考慮しつつ、創り上げている
衣装に関しても、所謂
新撰組=ダンダラ模様のイメージがあるが
実際は1部隊員のみ少し着ただけで、実際には着ていない
そこの衣装に関してもの拘りも👍
音に関しても、原田組は同録が基本のようで
色々と苦労があったようですね

池田屋のセットの再現もすごかった!

土方の回想という形で物語が進行していくのも面白かったし、史実に沿ってる部分や原作などからヒントを得た部分もあり
序盤から引き込まれて行くと共に
魅力的な土方歳三像を創り上げてくれて感謝ですね

三多摩に住んでるので、思い入れもありますし


何度も見返したくなる作品だと思います!




10月8日

【護られなかった者たちへ】を鑑賞🎥





こちらの作品楽しみにしてました!
阿部寛さんの存在感のある演技や佇まいが好き


の前に

前日に

【ルパン三世カリオストロの城】へ

言わずと知れた宮崎駿監督のルパン三世の名作





公開当時は、劇場で見てなくて
今回4Kで見れるということで行ってきた✌️
しかも、ルパンは生まれて初めて見た映画
【ルパン三世 ルパン VS 複製人間】だった!



もう何度も見た作品だけど
名作は色褪せない照れ
今見てもワクワクするもんなぁ

内容はもう語ることはなし!

復刻版のパンフレットも買って
満足な夜でございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ



で、

翌日は骨太なストーリー
東日本大震災を軸に様々な人が絡みあい
その個人個人のバックボーンがすごい
この切なく激しい人間ドラマは、涙無しには見れない

佐藤健
阿部寛
清原果耶

主役の3人の演技は素晴らしいこと間違いないが
脇を固める役者陣のすごさ

監督は、瀬々敬久
面白くないわけがない


利根泰久……佐藤健
笘篠誠一郎……阿部寛
円山幹子……清原果耶

城之内猛……緒形直人
上崎岳大……吉岡秀隆
三雲忠勝……永山瑛太
楢崎肇……岩松了
菅野健……井之脇海

蓮田智彦……林遣都
東雲……鶴見辰吾
櫛谷貞三……三宅裕司

鈴木将……波岡一喜
円山春子……原日出子
宮園真琴……西田尚美

遠島けい……倍賞美津子


(敬称略)

(あらすじ)

東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま"餓死”させられるという異様な殺人事件が相次いで発生。
第一の被害者は三雲忠勝、第二の被害者は城之内猛
いずれも人格者、善人として知られる人物で、怨恨が理由とは考えにくかった。
宮城県の刑事・笘篠誠一郎は、部下の蒲田智彦とともに捜査を開始。福祉保険事務所の課長であった三雲の直属の部下・円山幹子から、彼らの仕事内容を聞くうち、生活保護の実態とその深い闇を目の当たりにする。
そして三雲と城之内がかつて同じ福祉保険事務所で勤務していたという共通項から、やがて一人の男が捜査線上に浮かび上がる。男の名は利根泰久。
過去に起こした放火事件で服役していたが刑期を終え、三雲の死体発見の数日前に出所していた。
利根は10年前、震災後の避難所で遠島けいと一人の少女と出会っていた。
児童養護施設で育った利根、夫に先立たれ一人暮らしのけい、震災で親を亡くした少女の三人は、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしていた。
ところが数年後けいの生活が困窮、利根はけいを伴って生活保護の申請のため福祉保険事務所を訪れるが、担当した三雲と城之内の杜撰な対応に激昂し、福祉保険事務所に火を放ったのだった。
笘篠はこの当時の事件が一連の殺人事件に深く関連すると睨み、容疑者として利根の逮捕に乗り出す。
ところが利根は出所後に就職した工場から姿を消し、行方がわからなくなっていた。

そんな中、さらに第三の事件が起きようとしていた。
狙われているのは、国会議員で若手政治家のホープ・上崎岳大。実は上崎も、かつて三雲や城之内と同じ福祉保険事務所に勤務していたのだった。
上崎を拉致するために姿を表した利根は、待ち構えていた笘篠たちに取り押さえられ、事件は解決したかに見えた。
しかし、笘篠は長年の勘から利根がまだ何かを隠していると感じる。その時、笘篠のもとに驚愕の報せが届く……


この不可解な事件の誰が犯人なんだ?という謎解き要素とそこに至った経緯がまた切ない泣
生活保護を受給する難しさ
この現代に貧困で餓死するという事実も実際の現代社会にリンクするだろう
佐藤健さんの演技が凄かった!
爽やかなイメージがあるけど、もう全然ないわけ
もう目付きが全然違いますもんね

利根にとっての正義があり、その想いを貫く姿勢
彼にとっての家族が、カンちゃんとけいさん
それが全てなんです
円山幹子=カンちゃん
清原果耶さんの演技力には定評がある女優さん
保険福祉センターで働き人々のために頑張る顔と復讐という殺人者の顔の一面
その二面性を上手く表現されてて、さすがだなと思わせる

勧善懲悪というわけでない
三雲、城之内にも正義があり
彼らもまた〖護られなかった人〗なんだろう
どの立場で見るかにもよるけど、それぞれに言い分あるもんね

原作は、中山七里さんの【護られなかった者たちへ】である
原作と映画版では、設定や時系列が違うようですが
それぞれに楽しめる作品であることは疑いようがない!!
東日本大震災と生活保護という2つの大きなテーマがあり、この映画を通して知る事実もたくさんあった
連日テレビで震災後の映像や津波など見てはいたが、
この映画も現地の人々にリサーチや取材をしっかりして、その当時の街の様子などを再現しているようです
ね。
生活保護についても無知な自分
現状を知ると、そのやるせなさや怒りなど
利根に共感する部分は色々ある!

本当、後世に遺し
伝えるべき映画だと思う


改めて、また映画を見てみたいと


ラストの海岸での利根と笘篠のシーン
お互いが1歩先に歩み始めた瞬間だろう

エンディングで流れる

桑田佳祐さんの


【月光の聖者達】


もう涙なしではいられない


映画って本当にいいもんですね( ゚ω^ )b

きっと水野晴郎さんも言ったに違いない