つくばの旅(2月8日) | キハのひまつぶし研究室

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連日投稿していたとおり、2月8日から茨城県に出かけていました。


羽田空港からは、目的地によって京急かモノレールかを選べるので、どちらを使うかは考えどころです。今回はモノレールに乗車。モノレールは基本的に高架の軌道ですし勾配にも強いので、ビルや高架道路の隙間の空間を進んでいるような感覚があります。

そこそこ利用者が多そうなモノレール浜松町駅ですが、終端部のこの駅は1線2面しかありません。よくこれで多くの本数の電車を捌けるものです。

ここからJRに乗り換えて秋葉原駅へ。さらにそこからつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)に乗り換えです。
つくばエクスプレスの秋葉原駅には山崎製パンのランチパック専門店がありました。
ご当地感はありませんが、とりあえず昼食は確保。

地下にあるつくばエクスプレスのプラットホーム。ここからダイレクトにつくば市を目指します。この路線は初めて乗りましたが、感想としては、「エクスプレス」の名前の通り、とにかく速い。最高速度は130km/hなのだそうで、加速度も良い。次の駅が近づき、「間もなく〇〇」という放送が流れついる最中にもまだ電車がモーターをうならせて目一杯加速するような運転の仕方です。なかなか豪快な走りっぷりでした。

終点のつくば駅より一つ手前の研究学園駅で下車。
ここから歩いて、国交省の国土地理院に向かいます。
途中、歩いてきた方向を振り返ってみると、なにもないようなと場所にいきなり街が現れる、という感じの景色です。



しばらく歩いて到着です。

よく調べずに来たのですが、この地図と測量の科学館は、なんと無料でした。展示内容は、文系の私の頭ではほとんど何も分からなかったのですが、それでも色々な発見がありました。

学校の社会科の授業で、三角点や水準点という言葉を耳にしたことがあると思います。それぞれ位置や標高を測量のための基準になる地点のことです。地球内部や地殻の動きにより、位置や高さがずれることがあり、それを観測するために必要です。そして、技術の進んだ現代では、人工衛星と通信することによって位置や高さを観測できる、電子基準点なるものが登場しています。
上の写真に写っているのが、多分展示物などではなく実物だったと思います。

国土地理院は地図の作成を行っていますが、その方法として、専用の飛行機を飛ばして空撮するのだそうです。
屋外にその飛行機「くにかぜ」が展示されています。

せっかくなので、売店も覗いてみます。
地図に関する雑誌が出版されていることを初めて知りました。そのバックナンバーが販売されています。興味のある内容の号を購入しました。

売店の隣に飲食可能なスペースがあったので、そこで先ほどのランチパックを食べました。

原理的なことはあまり理解できなかったものの、興味深い内容ばかりでした。またこれたらいいな。

国土地理院をあとにし、歩いてつくば駅に向かいます。

駅よりも北の方角にある公園に怪しい塔がありました。
近くに行ってみたところ、展望塔なのだそうで、入場料は確か100円くらいだったと思います。せっかくなのでのぼってみることにしました。



エレベーターで昇るとこのような感じのところへ出ます。


南側を眺めると、H2ロケットが見えます。


雲と夕日が映える西の空。


エキスポセンターという科学館がありましたが、残念ながら閉館時間でした。


つくば中央公園では時々ロボットが通るらしいですが、今回の滞在時には残念ながらお目にかかれませんでした。


つくば駅に到着。駅自体は地下にありますが、地上にはバスターミナル、ショッピングモール、ホテルなどがあり、なかなか都会的です。

ここから電車に乗り、某旅行サイトで予約した旅館に向かいます。全体的な評判はたいして良くないものの、夕食だけは評価が高いという、ある意味絶妙な宿でした。その夕食でアンコウ鍋を食べましたが、なかなか美味しいです。身や肝だけでなく、他の内臓やら何やらも一緒に入っているのですが、なかなか不思議な食感です。また機会があれば食べようと思います。

つづく。