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桜花賞の見どころ



クラシック第1弾! 阪神マイル実績の2歳女王か? それとも・・・?
7日、阪神競馬場では3歳牝馬によるクラシック第1弾・桜花賞(G1、芝1600メートル)が行われる。主役候補1番手は、昨年の2歳女王ダノンファンタジー(中内田)だ。新馬戦2着の後、2戦目から4連勝中。そのうち3勝が桜花賞と同じ阪神マイルというのが心強い。データ的にも、過去10年で3着以内に入った馬30頭のうち18頭がチューリップ賞からの
参戦で、そのレースを快勝しているのだから盤石と言えるだろう。

そのファンタジーに唯一、土を付けているのがグランアレグリア(藤沢和)。
前走はあえて朝日杯FSに参戦し1番人気に推された。結果は3着に敗れたが、
2番手から勝ちに行ってのもので悲観する内容ではない。
牝馬同士の戦いなら好勝負必至だ。

阪神JFで最速の上がりをマークし、0秒1差の2着に食い込んだクロノジェネシス
(斎藤崇)も、上記2頭と互角の実力を持つ。前走のクイーンCでは6番手から
差し切り勝ちを収め、連対率100%をキープ。
末脚勝負になれば逆転も可能だろう。

伏兵陣も多彩だ。アルテミスS2着→阪神JF3着→クイーンC2着と、
強敵を相手に小差の戦いを繰り広げてきたビーチサンバ(友道)も虎視眈々。
未勝利勝ちから4カ月の休養を挟んでチューリップ賞2着に入ったシゲルピンクダイヤ
(渡辺)、半姉クイーンズリングと同じくM.デムーロ騎手を
鞍上に迎えるアクアミラビリス(吉村)、
フィリーズレビューで1着同着だったプールヴィル(庄野)、
ノーワン(笹田)からも目が離せない






桜花賞調教採点

1位 クロノジェネシス A
Cウッド6ハロン86秒4-11秒9でメジャーレート(古馬1000万)に半馬身先着。
ゆったりしたペースの中で折り合いをつけ、馬なりで末脚を伸ばした

2位 ビーチサンバ A
ラスト重点で馬なりのまま加速した。
坂路4ハロン54秒9-12秒8。軽快な脚さばきで仕上がり良好

3位 グランアレグリア A
ウッドで5ハロン69秒0-12秒7でウェストブルック(古馬500万)に1馬身先着。テンションが上がりすぎることもなく、折り合いも問題なし




<桜花賞>

過去10年のデータを参考にする。

★生まれ月 過去10年では4月生まれが4勝で最も勝利数が多い。
勝率8・9%、連対率15・6%、複勝率22・2%ですべてトップ。
今年の出走馬ではアクアミラビリス、ノーワン、ビーチサンバ、フィリアプーラ。

★人気 1番人気は【3・2・1・4】で勝率30・0%、連対率50・0%、複勝率60・0%。
2番人気は【3・4・0・3】で勝率30・0%、連対率、
複勝率ともに70・0%で1番人気よりも2番人気の方がやや信頼度が高い。
1~5番人気馬までで8勝しており、高配当は狙いにくい。

★前走成績 前走1着馬が4勝で勝利数トップ。次いで前走2着が3勝、前走3着が2勝、
前走4着が1勝。前走5着以下に負けていた馬の勝利はなく、
前走で4着以内に入っていた馬に注目した方が良さそうだ。

★種牡馬 勝利数では【4・4・1・19】のディープインパクト産駒がトップ。
2位は【2・0・2・4】のキングカメハメハ産駒。