北海道新聞 デジタルに乗っている記事ですが
函館駅の発車メロディー 今も旅情豊か
作曲の元社員・北森さん「駅がある限り使って」<デジタル発>
2023.07.08 11:34 北海道新聞 デジタル
函館駅を発車する 特急北斗
写真提供 フリー写真ダウンロード サイトAC
明るすぎず、暗くなりすぎないメロディーを心がけた」と
話す北森さん=JR函館駅(中本翔撮影)
函館駅 JR北海道唯一の発車メロディ今も 旅情豊か 1990年作曲の元JR社員北森さん「駅がある限り使って」<デジタル発>:北海道新聞デジタル https://t.co/ljFBB5X9bA
— 北海道新聞🖋️ (@doshinweb) July 8, 2023
JR函館駅で特急の発車合図としてホームに流れるメロディーがある。
「旅立ちの鐘」と名付けられた約30秒のオリジナル曲で、ゆったりとした旅
情豊かな曲調が特徴だ。
発車メロディーは首都圏など道外の都市部では一般的だが、
JR北海道によると、道内で流れているのは同駅のみ。
1990年に当時、同社社員だった
北森滋さん(73)=渡島管内七飯町在住=が作曲し、
30年余りにわたり函館駅を旅立つ人々を送り出している。
(函館報道部 梶蓮太郎)
函館駅にJR北海道唯一の発車メロディー今も 旅情豊かな音で表現
1990年に作曲の北森さん 北海道新聞 動画
「カーン、カーン、カーン、カーン」。
曲は函館・西部地区の教会をイメージした鐘の音から始まり、
異国情緒の漂うシンセサイザーのメロディーが続く。
曲が終わると間もなくドアが閉まり、特急がゆっくりと動き出す。
6月にホームで列車を撮影していた札幌の鉄道ファンの男性(28)は
「ここでしか聞けない珍しさがいい。
特急に乗ると、この曲を聞くために出発までデッキに立っている」と
その魅力を語った。
動画投稿サイトでも「旅情を感じさせるよい曲」などと人気がある。
道内のJR駅では、かつて「ジリジリ」という発車ベルを鳴らしていた。
うるさいとの苦情が増えたために1990(平成2)年11月に、ベルが廃止になる中、
北森さんによると、当時の函館駅の副駅長が、利用客の多い函館は発車の合図が必要と判断。
駅の輸送指導係で、同社社員のバンドのリーダーを務めていた
北森さんに「観光客の思い出に残るメロディーを作ってほしい」と依頼した。
北森さんはキーボードをひきながら曲想を練り、約1カ月がかりで完成させた。
曲は当時の駅長が「旅立ちの鐘」と名付け、同年12月から流し始めた。
その頃は88年に廃止された青函連絡船の記憶も新しく、
最初の1年間は曲の最後に「ボー」という連絡船の汽笛の音も入れていたという。
2010(平成22)年に定年退職した北森さんは
「連絡船があった頃は、船が見えなくなるまで港で見送る人もいて、
風情があった。当時の別れの雰囲気を曲で再現したかった」と振り返る。
函館駅の22年度の平均乗車人数はコロナ禍の影響もあり、
1日1838人にとどまり、作曲された1990年度の約3割まで減少。
2030年度末に予定する北海道新幹線の札幌延伸後は
同駅から延びる並行在来線がJRから経営分離され、
駅の運営主体が変わる可能性もある。
北森さんは「函館駅は全道の都市へと向かう大事な始発駅。
駅がある限り、旅立ちの鐘が流れてほしい」と願っている。
という事で、以前も書いたことですが
JR北海道の駅で、発車メロディーとして使っているのは
函館駅だけですね
ただ、十勝管内の池田駅は
2010年(平成22年)4月20日より、池田町出身のアーティスト・
吉田美和(DREAMS COME TRUE・ドリームズ・カム・トゥルー)の
オルゴール音を、特急列車の改札時のメロディーとして、使っています
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100413-1.pdf
あと、札幌市営地下鉄の電車接近音として、虹と雪のバラードが使われていますね
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