のりものニュースに乗っている記事ですが

 

駅に着いたのに電車のドアが開かない!?

 焦るなここは北関東 「半自動ドア」の基準とは

2023.02.05 のりものニュース

 

高崎線では、籠原駅より北の駅では電車のドアが自動では開きません。

創作物で過度描写され、ネタにされることも。一体なぜ籠原からなのでしょうか。

 

ドアが開かなくなるのは決して怪奇現象ではない

 2017年にドラマ化、2018年にはアニメ化された

井田ヒロトさん原作のマンガ『お前はまだグンマを知らない』では、

高崎線に乗っていた主人公が、群馬県に入る手前、

埼玉県熊谷市にある籠原駅を過ぎると、電車のドアがなぜか開かなくなり

恐怖する様子が描かれています。

この描写、かなり誇張が入っているものの、完全にウソではありません。

 

 

高崎線のドア開閉スイッチ(斎藤雅道撮影)。

 

 とはいっても、完全に開かなくなる訳ではなく、自動では開かなくなります。

籠原駅から高崎駅までの区間は、

ドア横のボタンを押してドアを開ける「半自動」方式になっています。

以前はボタン式でなく手で引き戸のようにドアを開ける車両も存在していましたが、

2023年現在は見かけることはなくなりました。

 

 地方の鉄道車両で、特に寒冷地の場合、こうした方式になるケースが多いようです。

たとえば中央線や宇都宮線なども特定の駅から半自動化します。

高崎線籠原駅を管理するJR東日本高崎支社によると、

省エネなども兼ね、車内の温度管理のために通年で行っているとのこと。

コロナ禍ではドアの開閉による車内換気の効果についても注目されましたが、

それは窓開けや空調による対策が理解を得られてきていると判断し、

快適な車内環境を作るために半自動扱いを継続しているそうです。

 

 では、なぜ「籠原駅より北」が半自動ドアになるのでしょうか。

それは、利用客数が関係しています。

利用状況を鑑みて、半自動化しても、問題なくスムーズに乗り降りができる

駅の境目が籠原駅になっているようです。

 

 籠原駅には車両基地が併設されており、

東京方面から15両でやってきた電車は、ここで前方5両が切り離されます。

前述した『お前はまだグンマを知らない』では、知らずに居眠りして起きると、

車両には誰もおらず車掌さんに、移動するように促されることを、

これまた恐怖体験としてギャグにしています。

 

 

という事で、何回か書いたことがありますが

昭和63年10月から平成2年まで、高崎線沿線の埼玉県深谷市に

住んでいまして、住んでいた会社の寮の、最寄駅が籠原駅でした(籠原駅の所在地は熊谷市)

それで、東京方面に行くには、始発電車がある事と、記事にもあります通り、

必ず後ろに5両増結しています

それで、籠原駅から乗って、座れなかったという事はありませんでした

それで、半自動は、私がいた時は、主に冬の12月から3月まで実施していましたが

夏の間は、やっていませんでした。

 

そして、以前私のブログに乗せていますが

 

 

2013年から東京駅発着の、東海道線 上野東京ライン(高崎線・宇都宮線)で

長時間駅に停車するときに、半自動(ボタン式半自動)にしてあるそうですが

 

コロナ禍になって、車内換気のため、やめているところがあるそうです

そして北海道ですが 札幌地区に平成8年に導入した731系電車以降の電車や

客車から改造したキハ141系ディゼルカーや、キハ150系ディゼルカーで

導入していていまして、北海道の場合は、全駅でボタン式半自動を行うそうです

ですから、北海道などの寒冷地では、半自動取扱いがメインになると思いますね

 

関連動画

 

 

【完全にあの会社のチャイム】H100系 半自動ドア開閉

 

【シリーズ連結⇔切離しNo.1】高崎線 籠原駅 後ろ5両連結

 

籠原駅切り離しシーン

 

東海道線 E231系1000番台 宮ヤマ車 半自動ドアボタン操作

 

ドアボタンはSR1系と同じ】E235系1000番台 ドアボタン操作(IN横須賀)