熊本日日新聞に乗っている記事ですが

 

南阿蘇鉄道、7月15日に全線再開 JR豊肥線・肥後大津駅への乗り入れも同時に

2023.02.02 06:50 熊本日日新聞

南阿蘇鉄道のレールとJR豊肥線のレールの接続工事が進む立野駅周辺。

右奥は新設工事が進む新駅舎=1月、南阿蘇村

 

 

 熊本地震で被災し、区間運休している

第三セクター・南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が7月15日に全線再開し、

同日からJR豊肥線・肥後大津駅(大津町)への乗り入れを始める方向で調整していることが1日、

複数の関係者への取材で分かった。

南阿蘇鉄道と県、沿線自治体で3日に開く再生協議会に示す。

 南阿蘇鉄道(高森~立野、17.7㎞)は

2016年4月の熊本地震で線路や橋梁(きょう りょう)に甚大な被害を受け、

南阿蘇村の中松~立野(10.6㎞)が不通になった。

18年3月から復旧工事を進める同区間は、最大の難所とされる

第一白川橋梁(166m)の架け替え工事がほぼ完了。

損傷が激しいため山を削って更地にした犀角山(さいかく やま)トンネル跡などへの

枕木敷設も終わり、4月から再開に向けた全区間の試験運行を始める。

 

 復旧費は約70億円。

同社は、鉄道運行と施設の維持管理を、切り離す「上下分離」方式を導入し、

費用の97.5%を国が実質的に支援する。

残る2.5%は県と南阿蘇村が負担する。

 

 豊肥線乗り入れについては、同社とJR九州の双方が

1月31日に直通運転に向けた連携協定を交わした。

 

 南阿蘇鉄道と豊肥線のレール幅は同じ。

立野駅で両路線をつなぐレールと、レールを切り替えるポイント敷設の

工事が進んでおり、3月末までに完了する予定。

4月以降に着手する信号のシステム連動など保安設備の準

備が終わり次第、運転士の訓練に移る。

 

 南阿蘇鉄道が全線再開に向けて導入した

新型車両「MT4000形」(2両)のみ乗り入れに対応でき、

全線再開後は1日最大14往復のうち、2往復が肥後大津駅まで通じる計画。

乗り入れに伴う費用は約3億⑤千万円で、国と県がそれぞれ3分の1を負担。

残りを高森町と南阿蘇村で折半する。(上杉勇太)

 

 ■南阿蘇鉄道 旧国鉄高森線の線路を引き継ぎ、1986年に開業した第三セクター。

2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受け、一時は全線運休となったが、

同年7月末に高森(高森町)~中松(南阿蘇村)の7.1㎞で部分運行を再開した。

 

 

7・15全線再開南阿蘇鉄道が正式発表 熊本地震被災から7年3カ月ぶり完全復旧

2023.02.04 10:57 熊本日日新聞

 

 

最後の方だけ 抜粋

 

 同鉄道は経営基盤の安定に向け、

運行と施設の維持管理を切り離す「上下分離」方式を導入。

線路などの設備は県と高森町、南阿蘇村が設立した

「南阿蘇鉄道管理機構」が保有し、南阿蘇鉄道に無償で貸し出す。

(髙宗亮輔)

 

動画 南阿蘇鉄道 『全線開通』7月15日正式決定 JR豊肥線への乗り入れ

 (23/02/03 18:00) テレビ熊本 フジテレビ系

 

南阿蘇鉄道 公式ホームページに乗っている記事です

阿蘇鉄道は、2023年7月15日(土)より、

全線での運転を再開いたします。

 

 

南阿蘇鉄道は、2023年7月15日(土)より、
全線での運転を再開いたします。

 

 2016年4月に発震した熊本地震の影響により、一時は全線にわたり運転を見合わせました。

同年7月31日より中松駅~高森駅間の7.1㎞の部分運転を開始したものの、

立野駅~中松駅間の10.6㎞は甚大な被害を受け、未だ不通となっておりました。

 

立野渓谷に掛かる第一白川橋りょうの架け替えをはじめとした

被災箇所の復旧工事を今年度中に終え、

約7年3か月ぶりの全線運転再開となります。

 

 南阿蘇へお越しいただいた皆さま、沿線の皆さまにおかれましては、

長期にわたりご不便をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

そして、発震直後より温かいご支援を頂いた皆さま、

安全第一に施工頂いた工事業者の皆さまにおかれましては、社員一同厚く御礼申し上げます。

 

 全線開通後の運転ダイヤ、及びJR豊肥本線・肥後大津駅乗入れ列車につきましては、

現在最終調整を行っておりますので、確定後に告知させて頂きます。

 

 

 全線開通後は、震災前を越える活気を取り戻せるよう社員一丸となって取り組んで参りますので、

今後とも温かいご支援とご協力を賜ります様、心よりお願い申し上げます。

 

 

という事で、熊本地震から7年

やっと、南阿蘇鉄道が全線の運行を再開します

そして、JR豊肥本線の肥後大津駅までの直通運転も2往復だけですか、行われます。

 

そして、熊本空港の最寄駅として知られていまして

現在は、無料のジャンボタクシー利用の空港ライナーが運行されています

将来は、空港までのJR線延長を予定しているそうです

 

 

空港ライナーは基本、9人乗りです。

9人乗りが満席になった場合、応援便車両が来ます。

※応援便車両は10分~15分お待ちいただくことがございます。

そのため、5人以上でご利用の場合は事前にご連絡をお願いしております。

大阿蘇大津タクシー(096-293-3355)までご連絡をお願いいたします。

 

そして、南阿蘇鉄道の新型車両については

以前乗せています