お山はすっかり白くなった。
今日もルリビが現れないかと
いつもの森へ。
駐車場前でアオゲラに声を掛けられた。
散策路の右と左から声がした。
左の声を探すとジョビ子さんだった。
(ルリビじゃなくて残念とか言ってはいけない)
藪の中から赤い実を咥えて出てきた。
ヤマガラが飛び交う森の中。
木の実を咥えた子が目の前にやってきた。
土の壁にその実を突っ込んだ。
満足そうな顔。
隠した実を忘れてしまうと
貯食が植林になるのだろうな。
何か書いていると
必ずと言っていいほど
まーくんが絡んでくる。
ペンをかじる。
字が書けない。
キャップを盗られた。
ノートの上で、落ち着かれてしまった。
こういう自己主張は
じーさんになっても悪くない。