工事請負契約には、主に以下の書類にて構成されます。

(建築主と施工会社の契約です)
 
○工事費内訳書
→最終の見積書です。
→見積書一式の表紙の名称を工事費内訳書に変えて使用することが一般的です。
 
○契約書
→建築主と請負する施工会社が署名捺印する書類
→総工事費、工期、支払方法などが契約の要点が記載されています。数枚程度が一般的です。
 
○契約約款
→責任関係、問題があったときの対処などが盛り込まれています。極めて大切な書類です。
→公的な雛型、施工会社が標準で使用しているもの等さまざまな書式があります。
 
○設計図書
→実施設計一式です

 

○質疑回答書
→見積依頼後に行われた、質疑と回答です。
設計図や工事条件の補足などが書かれています。

 

○見積依頼書
→見積依頼したときの書類。工事条件などか書かれています。

 

専門的な内容も多々あります。
建築主ご自身での目線で、ひとつひとつ確認することが大切です
 
分からないこともあることと思います。
そのようなときは、まずは中立的な立場である設計事務所の方に確認、また相談することが、望ましいと思います。